マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

感性を磨く。技術を磨く。 そして 『受けるよりも与える方が幸いである。』

2016-05-11 22:09:35 | 私のこと

感性を磨く。


感性を磨くためには・・・『本物を観る、見る』ことです。

私は、生け花・草月流の師範です。
結婚前は、一時でしたが、お弟子さんもいました。
結婚後は、活動休止。ひたすら花々を育てて、愛でるのみです。

      

『生け花』の感性を、磨くために・・・
今日は大阪まで出向き、
『第49回日本いけばな芸術展』(昭和41年にいけばな諸流派の代表によって設立)、
を鑑賞してきました。 『本物』を観てきました。

『本物』に触れる。
観て回わりました。
今日も、私の中の感性に響くものがありました。言葉には出来ない深い感動です。

『いけばな芸術展』を鑑賞する沢山の人々にも触れました。
着物姿も多く、その元気さにも、立ち居振る舞いにも、学ぶところが多かったです。
     

人は感性を磨くためには、『本物』に触れなくてはならない。納得でした。


そして。

技術を磨く。
感性を磨く方法とは少々違うようです。 大阪への電車往復の中での読書の知識の抜粋です

技術を磨くためには・・・
『とにかく、毎日(一生懸命でなくても)十年続けたらものになる』

  
  10年目の薔薇も蕾を持つ。

「自分がこれはもしやと思うことがあったら、
それだけを考えて十年毎日やってみる。 毎日ってことが大事なんです。」

氏はこうも言います。
『毎日は掛け算になる。』
たとえば、昨日より今日が二倍うまくなったとしよう、または得たとしよう。
で、明日もやる。すると二×二の四倍。
また次の日もやれば二倍の八になる。

それが、
毎日でなく間があいてしまうと足し算になってしまうらしい。

掛け算も足し算も一見そうは変わらないが、
長くやればやるほど全然違ってくるのです。 毎日何かを十年」 以上。

 なるほどね。 掛け算と足し算の考えには、目からうろこです。

人は技術を磨くためには、『10年間』しかも毎日続けなくてはならない。納得でした。

 
そして。
今日は5月11日。復活節第七水曜日。

 『第一朗読 パウロの言葉』

『パウロはエフェソの教会の長老たちに言った。
「あなたがたがわたしのように働いて弱い者を助けるように、
また、
主イエス御自身が
『受けるより与える方が幸いである』と言われた言葉を思い出すようにと、
わたしはいつも身をもって示してきました。」』 使徒言行録 20章28-38

確かに・・・
『イエスの言葉』は真実です。
『受けるより与える方が幸いである』。

持つ人は、持つものを分配する。
幸せは、分配してこそ、その幸いが確認できるのです。


『熊本地震』の被害に遭われている皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
今は、『石の上にも3年』ではなく、『石の上にも10年』なのですね!


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