感性を磨く。
感性を磨くためには・・・『本物を観る、見る』ことです。
私は、生け花・草月流の師範です。
結婚前は、一時でしたが、お弟子さんもいました。
結婚後は、活動休止。ひたすら花々を育てて、愛でるのみです。
『生け花』の感性を、磨くために・・・
今日は大阪まで出向き、
『第49回日本いけばな芸術展』(昭和41年にいけばな諸流派の代表によって設立)、
を鑑賞してきました。 『本物』を観てきました。
『本物』に触れる。
観て回わりました。
今日も、私の中の感性に響くものがありました。言葉には出来ない深い感動です。
『いけばな芸術展』を鑑賞する沢山の人々にも触れました。
着物姿も多く、その元気さにも、立ち居振る舞いにも、学ぶところが多かったです。
人は感性を磨くためには、『本物』に触れなくてはならない。納得でした。
そして。
技術を磨く。
感性を磨く方法とは少々違うようです。 大阪への電車往復の中での読書の知識の抜粋です
技術を磨くためには・・・
『とにかく、毎日(一生懸命でなくても)十年続けたらものになる』
10年目の薔薇も蕾を持つ。
「自分がこれはもしやと思うことがあったら、
それだけを考えて十年毎日やってみる。 毎日ってことが大事なんです。」
氏はこうも言います。
『毎日は掛け算になる。』
たとえば、昨日より今日が二倍うまくなったとしよう、または得たとしよう。
で、明日もやる。すると二×二の四倍。
また次の日もやれば二倍の八になる。
それが、
毎日でなく間があいてしまうと足し算になってしまうらしい。
掛け算も足し算も一見そうは変わらないが、
長くやればやるほど全然違ってくるのです。 毎日何かを十年」 以上。
なるほどね。 掛け算と足し算の考えには、目からうろこです。
人は技術を磨くためには、『10年間』しかも毎日続けなくてはならない。納得でした。
そして。
今日は5月11日。復活節第七水曜日。
『第一朗読 パウロの言葉』
『パウロはエフェソの教会の長老たちに言った。
「あなたがたがわたしのように働いて弱い者を助けるように、
また、
主イエス御自身が
『受けるより与える方が幸いである』と言われた言葉を思い出すようにと、
わたしはいつも身をもって示してきました。」』 使徒言行録 20章28-38
確かに・・・
『イエスの言葉』は真実です。
『受けるより与える方が幸いである』。
持つ人は、持つものを分配する。
幸せは、分配してこそ、その幸いが確認できるのです。
『熊本地震』の被害に遭われている皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
今は、『石の上にも3年』ではなく、『石の上にも10年』なのですね!
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