マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

東京上京・・・『立つ鳥跡を濁さず』 そして 『あなたがたの一人一人が、心から兄弟を赦さないなら、 わたしの天の父もあなたがたをお赦しにならないだろう。』

2022-03-22 07:07:15 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。
3月22日。火曜日。雨。

明日から
20日間ほど
東京へ上京です。


       『立つ鳥跡を濁さず』
  
   イメージ写真です。  『立つ鳥跡を濁さず』のイメージ写真をネットで検索した結果です。

  なるほどね。

    『立つ鳥跡を濁さず』とは、
     引き際が潔い様子も表しているそうです。

   
      イメージの『鶴』、引き際が潔いのです。

     日本最大のツルの渡来地である鹿児島県・出水には、
       毎年10月中旬から12月頃にかけて、
     1万羽を超えるツルが越冬のためシベリアから渡来し、
       3月頃まで滞留します。

     その生涯は、
        一万羽を越える鶴が、
     夏に、シベリア大陸および中国の北東部で繁殖し、
     冬は、鹿児島県の出水平野で越冬し、
     両国間の距離・2000~3000キロメートルを、
         春、秋に、往復するのです。 

           正に、鶴たちは、
         『立つ鳥跡を濁さず』と、
        後ろを振り向くことなく、潔く、
          家族繁栄のために、
        持てる体力を使い切るのです。
            立派です。
    

    そして。

    私は明日から上京です。
    『立つ鳥跡を濁さず』とは、
    去っていく者は、跡が見苦しくないように始末してから出立しなくてはならない、
         というたとえです。 
   
    なぜか、私も移動の多い人生です。
    移動の度に、『立つ鳥跡を濁さず』と・・・
      出発前に持てる力を使い切るのです?!

     ※立った跡はどなたが見ても美しいようにと・・・
         家中と庭中を大掃除。磨き上げます。
     ※去った後が見苦しくならないようにと・・・
         今回は冬物の洗濯をすべて終え、収納完了。
        その後に出かけるのです。


       今晩は、留守居をする夫のために・・・
     スペシャル・ディナーを作ることにいたしましょう。
            感謝!感謝!


そして。

今日は3月22日。四旬節第三火曜日。

『今日の入祭唱』

     『神よ、あなたを呼び求めます。
   わたしに耳を向け、この訴えを聞いてください。
   瞳のようにわたしを守り、あなたの翼の陰に隠してください。』
        詩編 17章6&8節


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、ペトロがイエスのところに来て言った。
    

    「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯したなら、
        何回赦すべきでしょうか。
          七回までですか。」

          イエスは言われた。
    
         「あなたに言っておく。
     七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。
     そこで、
       天の国は次のようにたとえられる。

   ある王が、家来たちに貸した金の決済をしようとした。
        決済し始めたところ、
     ※一万タラントン借金している家来が、
        王の前に連れて来られた。
      しかし、返済できなかったので、
    主君はこの家来に、
  自分も妻も子も、また持ち物も全部売って返済するように命じた。

    家来はひれ伏し、
    『どうか待ってください。きっと全部お返しします』
                  としきりに願った。

       その家来の主君は憐れに思って、
     彼を赦し、その借金を帳消しにしてやった。

  ところが、
  この家来は外に出て、
  ※自分に百デナリオンの借金をしている仲間に出会うと、
    捕まえて首を絞め、『借金を返せ』と言った。
  仲間はひれ伏して、
    『どうか待ってくれ。返すから』 としきりに頼んだ。
  しかし、
  承知せず、その仲間を引っぱって行き、借金を返すまでと牢に入れた。

     仲間たちは、事の次第を見て非常に心を痛め、
      主君の前に出て事件を残らず告げた。

     そこで、主君はその家来を呼びつけて言った。
        『不届きな家来だ。
     お前が頼んだから、借金を全部帳消しにしてやったのだ。
        わたしがお前を憐れんでやったように、
     お前も自分の仲間を憐れんでやるべきではなかったか。』
     そして、主君は怒って、
        借金をすっかり返済するまでと、
         家来を牢役人に引き渡した。

    あなたがたの一人一人が、心から兄弟を赦さないなら、
   わたしの天の父もあなたがたに同じようになさるであろう。」』
        マタイによる福音書 18章21-35節

    
     今日のイエス様は、
     弟子たちの長であるペトロに
       ※『イエスの弟子の覚悟』※を教えます。
     ※『イエスの弟子であるなら、兄弟として互いにゆるしあうこと』
       ※『ゆるさない人は、神にゆるされない』と。


  私たちは、
  友人や家族なら、何回でも赦すことができるでしょう。
  しかし、
  一般の人なら、2~3回は許せても、何回も許すことは難しいかもしれません。

  ペトロは、
  7回許せば、それは非常に寛大なことで、
  それ以上は許せないでしょう、と思っていたようです。


      神様は、私たちを何回でも許す御方です。
      一方、
      人間は、神の求める生き方はできず、
          神に借金を持っている状態です。
      更に
      人間は、神への借金は膨大なで、
          自分の力では、到底、返済は無理です。
      人間は、自力返済は無理な神への借金を抱えていて、
          神から許される資格はないのです。


      それでも、いつでも、
      神様は、人間の惨めさを見て、憐れに思い、
        何度でも赦してくださるのです。
      悔い改めの機会を何度でもくださるのです。


      神様は、いつも私たちを赦してくださいます。
      そして、
      私たちが、『神の赦し』を知って、深く理解して、
      お人に対して、神様同様に、何回も許すことをお望みなのです
      私たちが、『神の憐れみ』をよく知って、理解して、
      お人に対して、神様同様に、憐れみ深くなることをお望みなのです。


           お人を許すことができる人は、
        神様から受けた『赦しの恵み』を理解する人です。


  私たちも、
  神様から何回も許しを受けた『恵み』を理解するようになりましょう。
            祈りましょう。
      
『今日の詠唱』

   『今こそ、心からわたしに立ち帰れ。
  わたしは恵みに満ち、憐れみ深く、忍耐強く、慈しみに富むからだ。』
          ヨエル書 2章12&13節


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
鶴たちの飛行距離は、南半球方面に向かうときは1万キロメートルを超えるそうです。
集団で助けあって飛行するので、大変な遠距離飛行も可能となるのでしょうか?!
私たちも今日も周りの人たちと助けあって、素敵な一日にいたしましょう。 お元気で!

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