マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

シャガール

2012-06-19 16:00:00 | 日々のこと。 世界のこと。
好きな Coffee Shop があります。

Coffee Shop でおしゃべり。 てことはほとんどない。 「家にいらして。」 と。ゆっくり我が家でおしゃべりが多い。

それでも・・・
私の好きな Coffee Shop があります。
我が家近くの駅改札口隣のパン屋が併設する Coffee Shop。
広いパン売り場をはさんで、右側が喫煙OKの席で明るい。 左側が禁煙席で少し薄暗い。 

右席・・
ゆっくり、パンとコーヒーとおしゃべり を楽しむ人が多い。 陽が燦燦と明るい。 


左席・・
左席がMyコーナー。


『愛の絵描き』 と言われる 『シャガール』 の絵。

絵も色の使い方も独特。  大好きです



左席・・
薄暗く落ち着いた 左コーナー。  陽が入らない。 
読書を楽しむ単独者が多い。 書類の整理をするサラリーマンもいたりです。

3点のシャガールの絵が掛けられています。


シャガール
1887年。誕生。 帝政ロシア領ヴィテプスクで産声。 ユダヤ人。

1907年。20歳。 首都ペテルブルグの美術学校に入学。
1910年。23歳。 パリに赴き、絵を学び影響を受ける。
1905年。28歳。 パリの5年間の滞在の後、故郷へ戻る。 結婚。 10月革命(1917年)後のロシアでしばらく生活。
1923年。36歳。 故郷に見切りをつけ、ふたたびパリへ戻る。
1941年。54歳。 第二次大戦の勃発を受け、ナチスの迫害を避けてアメリカへ亡命。 最初の妻ベラはアメリカで病死。
1950年。63歳。 60歳でパリへ戻って3年後、南仏に永住することを決意し、フランス国籍を取得。


命を迫害される運命をたどった、ユダヤ人のシャガール。
苦しみを経験した人は、迫力があります。 肝がすわっています。 優しい。

私の心を揺さぶります・・シャガールの絵と人生。


1952年。65歳。 ユダヤ人女性ヴァランティーヌ・ブロツキーと再婚。

1964年。77歳。 フランス文科大臣・アンドレ・マルロー(シャガールと友好関係)の依頼で、パリ・オペラ座の天井画を完成。
1966年。79歳。 17点から連作『聖書のメッセージ』をフランス国家に寄贈。大臣・マルローはこの連作を含むシャガールの作品を展示するための国立美術館の建設を推進。

1973年。86歳。 ニース市が土地を提供する形で、シャガール86歳の誕生日 に、ニース市(シャガール終の棲家地) にシャガール美術館が開館。

1985年。98歳。 没。 

迫害と悲しみを肥しに・・描き続けたシャガール。


近所のCoffee Shop 
シャガールの絵・3点を観たくて・・・今日一時の、コーヒーブレークの私でした
ニース市のシャガール美術館
シャガールの『聖書のメッセージ』・17点を観たくて・・・ニース市のシャガール美術館にあこがれる私です。 心はニースです。



糠漬物に再挑戦です。  美味く出来ました  おいしいです

私の未熟な絵が沢山掛けられた我が家。 
絵の鑑賞ではなく・・漬物を食べにおいで下さい。 おいしいコーヒーも準備させて頂きます



サスペンス?

2012-06-18 14:00:00 | 私のこと
結婚前の夫は、政府のスパイだった

事実を知らぬままに結婚
事実は・・
夫が、戦時中のスパイで、1億円の政府の金を、仲間4人で強奪。
夫は、全額を一人じめして・・逃げた! 逃げる! 逃げる!
妻が外出から帰宅。 家で妻を待っていたのは警察だった 夫が列車から投げ出され死体で発見されたという。

妻(夫が隠しているはずの1億円) を追い続ける3人の仲間
3人の仲間をかわし、逃げる妻
夫の殺人犯を探す妻。 オードリー・ヘップバーンです。 美しい

往年のヘップバーン映画: 『シャレード』 のStoryです。


なんと! ヘップバーンの美しく可愛いかったことか!!
なんと! ヘップバーンの追っかけをしたことか! 若かりし頃の私は・・。

今日は
ヘップバーンの美しさと可愛さの話ではなくて・・・
1億円を隠した 『優れ業』 の話です。 

皆様!
あなた様なら、1億円を、追っ手の目をくらませて、どこに隠しますか?
タンスの中? 銀行の貸金庫? それともいつも持ち歩きます? どれもこれも危ない。 すぐに発見されちゃいそう


話が変わって・・・

最近・・やたらと・・郵便局で記念切手 を売っていますよね。
往年・・優しさから・・亡き母は 『孫の情緒教育のために・・』 と美しい記念切手を集めていました。

近年・・PC時代。・・孫(My娘&息子)は『切手』に見向きもしない。 手紙はPCメール。近況報告はFacs bookで。 と。
長年・・私は・・・葉書を多く書きます。 撮った写真や描いた絵を 絵葉書にして・・『切手』を貼って。 と。


亡き母の遺した記念切手
孫(My子供たち)の手に渡ることなく・・私が友人への手紙に貼っている。


遺された記念切手
孫たちは使わない。 古物商でも、全く、価値を見出してくれない。 
1円切手。7円切手。15円切手。41円切手。52円切手。 等等。 今の郵便事情とかけ離れた値段の切手。
使うに使えない。 
しかし・・・有価商品ではある。 タンスの肥やしではもったいない。NO!NO!


皆様!
ご家族が遺された、そんな記念切手を お持ちですか?
私が、必要に迫られて?、最近発見した、『最善の換金方法』 を伝授します。


最善古切手処理方法

まずは・・

郵便局へ
古切手(記念切手も古切手にすぎない)を、現行80円切手に交換します。 現行80円切手=古切手80円分+5円(手数料)
1円や5円等の古切手や残りの端数は、手数料金として 受け取ってくれます。

次に・・

TICKET屋へ 
郵便局で古切手を交換した、現行切手の売却。現金化。 めでたし!めでたし!
 
現行市販の50円&80円切手は、『84 %』 で現金交換してくれます。
(記念切手のままでは、『70%値』 の引き取り。 相当安い。)


さて・・話が戻って・・。

華のパリ。
シャンゼリゼ通り。
毎週木曜日に開催される『古切手市』に 迷い込んだオードリー。妻。 ひらめきます
「夫から私宛の投函されていない郵便物に 『切手』 が貼ってあった!!」


    『切手だ!!!』



話を、再び、戻しまして・・・。

母は、残念ながら、1億円の記念切手は遺してくれませんでした  1円切手を15枚程度です



1時間50分

2012-06-17 11:30:00 | 夫のこと
皆様はどのくらいの時間ならOKですか?
「昼食に行きましょう。」と 仲間で声掛け合って、車で向かう許容時間。


今日は父の日。
「昼食をご馳走します。」  「どこでも行きたい所にお連れします。」 と息子夫婦。
「赤穂岬の『さくらぐみ』 に行きたいな。 海を眺めながらの昼食を。」 と希望の父親。


大人気のイタリアン店。 当日の席が空いているはずがない。 当然の満席。
「それでも行ってみよう・・。」 
「最悪は・・テイクアウトのピザを海辺で食べましょう・・。」 と父親の希望をかなえようと息子夫婦。


私は
待つのは得意です。 気にならない。 一緒になれる楽しさを思えば・・気にならない。 OKなんです
いつも
行きたい店で、楽しいお食事。 と思えば・・何時間かけようが平気。 今日は1時間50分


ねばって。ねばって。 私たち4人の粘り勝ち ラッキー


「では・・・海の見える所に特別席を作りましょう!
「でも・・・忙しいので、料理はピザの注文しか受けられません。 一人一つ以上の注文で。」 と。 ニコニコと。

PIZZA 4種。 
「足を運んでよかったね!」  「おいしいね!」


まずは・・
Al calamaro アルカラマーロ              

サンマルツァーノdop。イカ。ムール貝。オリーブガエタ。にんにく。オレガノ。  
                              1995円


そして・・
Quattro stagioni   クアットロ スタジオーニ       

4種のピサ交響曲・・『春』 『夏』 『秋』 『冬』   1890円 
手前から左回りです
『春』:新緑の緑。1/4ほうれん草入りリコッタチーズ  
『夏』:情熱の赤。1/4 マリナーラ
『秋』実りのイタリアンキノコ。1/4フィオルディラッテ(ガンボーネ) 
『冬』雪。サンマルツァーノdop。1/4クアットロフォルマッジ。


父親と息子は運転。
それで
母親(私!)とお嫁ちゃんで、イタリアン直輸入ビールです


イタリア カンパーニャ州産。 店が独自に仕入れています。
3種のうちの アルコール度の高い2種 を注文。
「ここでしか飲めないと思いますよ!」
飲み方も指導されます。


「まずは IRISH ALE を飲んでください。」    「次に SDOTTISH ALE です。」
「上の部分の荒いアワが消えるまで、待って!」   「こちらは常温に戻してからです。香りを引き立てましょう!」
 
アイリシュ:ほどよいコクの中にバランスの取れた香味。 苦味が感じられるミディアム。 6,5%
「アイリシュを飲み終えてから・・スコティシュに進んで下さい。」 「No!No! まだダメダメ!』」 なんて、厳しい?ご指導です!
スコティシュ:英国産の選りすぐられたモルトを使用。バランスのとれた苦味とアロマ。 8%
                     各 330ml  1300円
     美味いぃ



「なんてたって定番を味わって下さい!」 と。
MargheritaDOP (extra)    マルゲリータ ドップ(エクストラ)

サンマルツァーノDOP(ソラーニア)。水牛のモッツァレラ。バジリコ。エクストラバージンオリーブオイル (ペニーゾラ)。ペコリーノ。   
                         2415円


最後に・・
CALZONE カルツォーネ               

水牛のリコッタチーズ(サレルニタニ)。こしょう,。燻製の水牛のモッツァレラチーズ 。バジリコ,。自家製茹で豚ばら肉,。パルミジャーノ 。ラード 。
 ピザ生地に包み込んで。  生地の中に溶け込んだチーズが絶品。   2520円


どれもこれも   美味しい! 美味しい!
あれもこれも   おしゃべりが 楽しい! 楽しい! 


太ったおじさんがビールジョッキーを傾けて! 

かわいい絵柄のビール瓶2本
持ち帰って・・”庭の花を生けて・・2本並べて!” とイメージしていました。

   "イメージ通り!”  大成功!


『1時間50分』かけても・・

  ”来てよかった!”  ありがとね!



美女とバラ

2012-06-16 14:00:00 | 絵画。写真。
小柄の美女
細い指。 丸っこい目。



特徴を描き出すのは難しい。

絵の仲間が、私の絵を見て
「モデルさんではなく・・あなたにそっくりね。」と言った。

”私ってこんな顔なの?”
自分では自分の顔の特徴は分からない。

中学高校と、『出目金』 と呼ばれていた私。
今となれば、たれ目の細い目になってしまった。 年月は人を変える。


絵を描くには、対象物の細部 に目を向ける必要がある。 そうな。


そおいえば
以前・・本で読んだのを思い出す。
若いときは、物を全体としてみる。
成熟の証は、対象物を細部 でとらえるようになることである。  とかなんとか・・。

絵は、『細部の特徴や自分の心』 を描こうとするので、成熟への道に通じるかもしれない


成熟の証は
他者の受容。  ではなかろうかと思うこの頃です。
細かい部分を見ると、必ず、一人一人の素晴らしさに出会います。 一人ひとりが、自分も含めて、愛おしくなります。

そもそも
他者の受容をするためには
その前に、成熟した人格を獲得していなければならない。 独自の個性の完成が成されていなければならない。 人格がなければ始まらない。
他者の受容は、成熟した者だけの特徴かもしれない。 

 

今日の絵画教室は女先生。
芸大で学んだのではなく、独学独習。立派です。 力強い絵を描かれる。 素晴らしいタッチです。 大好きです。 
先生の絵に一目ぼれ。
ほれ込んで・・「弟子にしてください!」 戸をたたき・・戸が開き。 絵画の道に出会いました。
先生の絵12枚が、新築した神戸市民病院に掛けられることになった。  めでたい!めでたい!




ルツさん

2012-06-15 14:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
『何』が人を育てるのか?


ラズベリー収穫 4粒。   結実です
 
私の『愛情』が実を育てた。


『あなたのはしための一人にも及ばぬこのわたしですのに、
心に触れる言葉をかけていただいて、本当に慰められました。』
             ルツ記 2章12節
・・・いつも謙遜な、名もなき異教徒の女性ルツさんの言葉      



   今日は、聖書通読会
 志師記 と ルツ記 の完読。



『そのころ、イスラエルには王がなく、
それぞれ自分の目に正しいとすることを行なっていた。』
            士師記 21章5節
・・・いつも人のせいにして堕落していく、王国成立前の選民のイスラエル部族の態度。


『謙遜』なルツは、信仰を深め、ぶれることのない強い心の女性 に育つ。
『傲慢』な選民は、信仰から離れ、ゆれにゆれて、いさかいばかりの連続 となる。


  神は普遍。 ぶれることがない。 意志貫徹である


『ルツは男の子を産んだ。』
『(ルツの子)オベドにはエッサイが生まれ、エッサイにはダビデが生まれた。』
         ルツ記 4章13&22節


ルツさんのひ孫の
ダビデは、初代イスラエル王国の王となり・・その後の28代目の子孫がキリストとなる。

名もなき一女性のルツさんは、キリストの30代前の祖先となる。 神は謙遜なルツをキリストにつなぐ者として選んだ。


名声高く実力者のイスラエル人は、相変わらず、戦いを繰り返す。 士師記の話でした。


  『ペンは剣より強し』 イギリスの小説家・リットンの言葉。 
     思想や言論が人に与える影響は、武力よりも強い力を持っている。最近の時勢も証明します。

  『謙遜は力より強し』  謙遜は人を育てます。ルツさんが証明しました。

  
  今日の聖書通読会の私の感想の一部でした。  お粗末様でした



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記録 
今日・15日のラン距離・12km

20年近くのラン仲間。朝の出会いだけ。でも話が次々と・・。
芦屋の自宅が、阪神大震災で全壊。 やむなく西神に住まいを移された。
住まいを移した頃から、悲しみと虚しさを忘れるために、朝散歩を始められた。 トッチントッチン(私と同じ)と。

最近・・会わなくなって・・。 ”やめられたかな?” と。
今朝・・「久しぶり!」 「久しぶり!」 と 握手! 握手!

「見かけなかったね。マラソンやめたの?」 反対に質問された。 
「僕は、ず~と走ってたよ! 走り始めたの!」 ですって。
大震災以来18年。 驚くほどの若々しさに変身されていく。 走る姿も軽やかに

18年の年月と朝ウオークが、紳士の震災で痛んだ心を癒したのでしょう  74歳。 
いつまでも・・「おはよう!」 「おはよう!」 と声掛け合う出会いが続きますように

6月走行距離合計:128,5km



ふるさと

2012-06-14 19:00:00 | 夫のこと

『ふるさとは遠きにありて・・・』

夫の故郷。  鹿児島。   桜島  美しい



     ふるさとは遠きにありて思ふもの
     そして悲しくうたふもの
     よしや
     うらぶれて異土の乞食となるとても
     帰るところにあるまじや
     ひとり都のゆふぐれに
     ふるさとおもひ涙ぐむ
     そのこころもて
     遠きみやこにかへらばや
     遠きみやこにかへらばや
        ---室生犀星     

室生犀星は
石川県金沢の出身。 市内を流れる犀川の近くで生まれ、その筆名「犀星」は犀川からという。
21歳の時、文人たらんとの思いを押さえがたく、やみくもに故郷を捨てて東京に出た。
貧困のどん底の中で詩作を続け、食い詰めると金沢に帰ってきた。 そうな。

その頃・・故郷に帰って来た時に、故郷で作った『詩』。 犀星の心情を垣間見ます。


夫は
鹿児島、桜島付近の出身。
18歳にしてふるさとを離れた。
それ以来、『ふるさとは遠きにありて』・・。 
思いを馳せながら・・勉学。就職。結婚。老後。 と、今まで故郷離れて過ごす。
先日のブログで書いたように13人兄弟。 夫の懐かしきふるさとへの想いは強い。


息子夫婦
「お父さんの故郷を旅してきますね!」 と出かけた。

   「美しいよ!」 
船から眺める桜島の写真(上記)が送られてきた。

船から降りて桜島に上陸。


「おお~~~!  噴火だ!!    「煙が・・。灰が・・。舞い上がる~~!!」
 
おったまげる息子夫婦。  「あんなの日常茶飯事よ。」 冷静な地元人たち

噴火の桜島
ふるさとは遠きにありて思ふもの。 なのかもしれませんね


息子夫婦の鹿児島土産  おいしい

鰹の白子。鰹の腹身。鰹の心臓。かつおの厚削り。 酒のつまみばかり。
菓子は息子が鹿児島の祖父母から、いつも贈ってもらっていたもの。  懐かしい


私は
東京大森が故郷。
銀座。有楽町。青山。渋谷。六本木。新宿。四谷。神宮外苑。 等等。 遊び場でした。懐かしい
噴火山はないが・・緑はいっぱい  


     『ふるさとは遠きにありて思ふもの
       ふるさとおもひ涙ぐむ』


私のふるさとは
懐かしき場所もさることながら・・
父と食べた銀座の食事。 母と観た有楽町映画。 兄と観戦した秩父宮球場ラグビー。 兄と登った丹沢。 等等。
懐かしき亡き人との思い出です。  今は亡き人と、今も交わす会話です。 
ふるさとは、心の中にあります。  いつでも。。。 どこでも。。。 ふるさとと共にいる私です




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記録 
今日・14日のラン距離・12km

早朝温度も高くなってきたこの頃。
犬を散歩の皆様の時間帯が、早くなって来ました。
私も、今朝から、時間を早めて・・自分の体を散歩です←そんな不思議な感覚です。

6月走行距離合計:113,5km



『時間』

2012-06-13 14:00:00 | 私のこと
『何事にも時があり 天の下の出来事にはすべて定められた時がある。』
                コヘレトの言葉3章1節


ラズベリーの収穫です   5粒が真っ赤です



『植える時、植えたものを抜く時』   3章2節

      今朝のラズベリー  成長してくれました    2日前のラズベリー 
「実が、ウイスキーの伴にピッタリ。美味しいのよ!」 と娘夫婦の母の日のプレゼントから、ちょうど1ヶ月。 
育ちました。  今宵はタリスカーです


昨日から、
友人を高齢者ホームに訪ねてから
映画・『The Hours』 を思い出しています。 日本名は 『めぐりあう時間たち』


昨日、友人が話された。
「本の出版の打ち合わせに、ドンボスコ社に行きましょう。」 と。
79歳の友人は、司祭です。 この10年ほど指導を受け、私はカトリックを、より学びました。

そして・・

50年前も、友人が私に言った。
「本を買いたいので、ドンボスコ社に連れて行ってください。」 と。
50年前の友人は、我が家にホームステイで訪ねてきたオーストラリアの司祭の卵でした。 当時プロテスタント校に通う私が、始めてカトリックに触れた時の話です。

あれから・・

50年の長き時間が流れて・・・昨日。
神戸に住む私が、違う司祭から、『本』に関係して、東京のドンボスコ社に行く話しを聞きました。 不思議な縁というか、『時間』のつながりを強く感じました。


それで・・


映画・『The Hours』 を思い出したわけです。 同様に・・『時間』のつながりの話です。

1920年。 ロンドン郊外。
女流作家のヴァージニア・ウルフが、『ダロウェイ夫人』を執筆している。 いろいろが起こる。

そして31年後・・

1951年。 ロスアンジェルス。
専業主婦が、夫の誕生日のケーキを息子と作りながら、ヴァージニア・ウルフの『ダロウェイ夫人』を読んでいる。 いろいろが起こる。

そして更に50年後・・

2001年。ニューヨーク。
ロスアンジェルスで母とケーキを作った息子と、『本』を作る女編集長の話になっていく。 いろいろが起こる。


つながリ、めぐりあう時間。
映画『The Hours』の、本・『ダロウェイ夫人』でつながる、80年の『時間』。
私の、昨日と50年前の、『本』のドンボスコで社つながる、50年の『時間』。


私たちは
いろいろの『時間』の体験を、一つの一つの事として、単独にも考えられる。
そして
一つ一つの『時間』を、映画・『The Hours』 のように、一つの路線上のこととして、つながったこととしても考えられる。

 私は
『時間』のつながりが持つ奇蹟を、信じたい。
『時間』のつながりの奇蹟が何を私にもたらすかは、皆目分からない。 だが信じたい。


50年前・・
司祭の卵が言った言葉が、妙に、よみがえる。
『本を買いたいので、ドンボスコ社に連れて行ってください。』 

何が、私の路線上に用意されているのだろうか  何を、神は準備されているのだろうか
 




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記録 
今日・13日のラン距離・12km

トライアスロンまであと10日。
今日は始めて3種練習。  と。 トッチントッチンと。 グーグー!

6月走行距離合計:101,5km

高齢者訪問

2012-06-12 09:00:00 | スポーツ・ランニング・自転車・水泳・ゴルフ・散歩・・・
ユキノシタ

雪が上につもっても、その下に緑の葉がある。  との花名の由来。

白い花を雪に見立て、その下に緑の葉がある。 とする花名由来の説もある。
1cm程もない小さな花。 
白い大きな花弁が二つ。 と 薄ピンクに赤く化粧した小さな花弁。
1cmの中に大宇宙が広がる。 感動する


友人を、高齢者ホームに訪ねました。
錚錚たる日々と外の世界に、一気に、決別。潔く。・・静寂と孤独と内なる世界に、居を移された。
私たちに与えつくしてくれた人でした。
妻もなく、独り身の友人がホームに入られて、3ヶ月となる。

世間に取り入ることもなく心のまま。 卑屈になることもなく自由。
・・孤独な老人の毅然たる模範への変貌ぶりに、感動でした


ユキノシタの白い花の下に・・・緑の葉があるように。
友人の白くなった頭の下にも・・青春の伊吹が、まだまだ、ある。 夢がある。 理想がある


79年の人生の集大成の著作に励む友人。
友人のユキノシタの緑の夢の実現を支えたい。 共に喜び合いたい。



友人を訪ねた私。
しばらくはまだ、外の世界で、世間の下の緑 で頑張ろう! と。 意を新たにして帰宅でした。
で・・
四万十川ウルトラエントリー の決心がつきました


  人との出会いで、自分が分かる。 ありがたい


皆様!
今日もブログご訪問頂き感謝申し上げます。  今日が素敵な出会いの一日になりますように。





嬉しいこと 三つ

2012-06-11 07:00:00 | 私のこと
♥〜めちゃ可愛い〜♥

ラズベリーが実をつけた

色良く、みずみずしく、沢山の実。
 

背丈66cmで、5月13日、嫁入り。 1ヵ月後。嫁入り先と相性よく、葉を茂らせ実をつけた。 背丈は72cm。 
 
娘夫婦からの『母の日プレゼント』。 ブラックベリーの方は奥手。後日報告です。



♥〜めちゃ高貴〜♥

小さく咲いた私のバラ

色良く、品良く、愛深く。

かくありたい。 独眼流正宗に同じ。


 
♥〜めちゃうま〜♥

北海道丼

色良く、味良く、地産。

今日・月曜日は家や庭のメンテナンス日。掃除かたづけ大好き。 一日中働き家も私もスッキリ。 ご褒美は寿司


地産地消は、ある意味、国の豊かさ ではなかろうか?
穀物自給率(単位:%) (2007年度 農林水産省統計)

カザフスタン 178
オーストラリア 175
   タイ 166
   フランス 164
アメリカ合衆国 150
    カナダ 143
    ロシア 124
  ミャンマー 110
    ドイツ 102
   中国 102

   韓国 30
   モンゴル 28
    日本 28   日本の穀物自給率は、177の国・地域中124番目、OECD加盟30か国中27番目
                 日本の食糧自給率は、『53%』

   イエメン 26
サウジアラビア 26
  マレーシア 25
   モロッコ 25
ドミニカ共和国 25

  クウェート  0   考えせせられる数字が並ぶ。


皆様!
今日も、嬉しいことを発見して下さい。 素敵な一日をお過ごしください。




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記録 
今日・11日のラン距離・12km

私も自給自消を頑張って・・。 トマトだけですが。

6月走行距離合計:89,5km




月例登山

2012-06-10 09:00:00 | 登山・ハイキング
今日は、登山月例会。

登山のベストシーズン到来。
てことは・・
ランニングのベストシーズン到来。 てことにもなる。

月例会メンバーは5人。 
ランニンググループ・『しあわせの村RC』 の仲間です。
それぞれに、ランニング大会出場が忙しくて、登山月例会は久しぶり。 3月以来。 3ヶ月ぶりです。

男性2人
Mさん。 走りより山のベテラン。 若手のホープ。37歳。 母孝行の一人息子。花の独身。 父亡き後、仕事を変えて、母と同居を決めた。
Kさん。 100kmウルトラに挑戦中。 全国シルバー大会の神戸市代表名選手。 日々の練習をサボらない。シェフと呼ばれる料理名人。 老人の移動ボランティアを続ける70歳←2ヵ月後。

そして女性3人
Sさん。 登山月例会のみならず、『しあわせの村RC』のコーディネーター。 計画立案実行とお任せ。 頼りになる53歳。 ランはフルのみ。 
Fさん。 超&超鉄人。小さな体のどこにそれだけのパワーが秘められているのか 毎月のように、一人で、全国に、100kmウルトラの挑戦修行に出る61歳。2人の孫のばあちゃん。
Ⅰさん。 私です。 平々凡々。 トッチントッチンランナー。 一定ペースランナー。 参加レースの完全完走記録を保ちます。 


今日も、黙々と、登る。登る。  

MさんがTOP。 K-S-Fと続き。 私がしんがり。 いつも同じ順序。


昨日の雨でぬれた落ち葉。       お地蔵さんに道中を見守られながら・・。



何百年も続く 『修行堂』  山奥・・ひっそりと質素に。 

私たち仲間も、ある意味、修行僧のような日々を送る。 
早朝ラン練習・・過酷大会での挑戦。 好きでやっていることですが


今日の登山は、
来月に控える、富士登山練習会。 

& 富士登山の打ち合わせ会。 も兼ねて。

久しぶりの、40Lリック。 背中より大きい。
いっぱいつめて重くして・・訓練です。 練習です。
一歩! 一歩!

思い出しました。
高校の山岳クラブ練習。 女子部員一人の私。 
男子生徒(50kg?)を背負い・・寺の階段を一歩! 一歩!。 でしたっけね。 懐かしい  

頂上です。

恒例昼食会。
水を運びあげる人。 野菜。肉。キムチ。おにぎり。つまみ。etc.  そしてビール。 リックから出る出る。 ドラえもんのポケット

    カンパ~イ! カンパ~イ!

   「僕も行きましょう!」
登山ベテランのMさんの心が動いた!  富士登山参加表明です
   心強い! 
一番若いMさんは力持ち そして 登山経験者です



飲んで・・しゃべるうちに・・。
湯も沸いて・・。ソーメンをゆで。 野菜を切って。 色々。  私は応援団


  『冷やし中華』 豪華版です

温泉卵。焼豚。キムチ。きゅうり。トマト。ネギ。
いつもながら・・シェフKさん。 腕を振るいます。 おいしい


2時間
飲んで。 食べて。 しゃべって! 又 しゃべって!

次は
登れば・・降るしかない。


左道は上ってきた道・『青谷道』右道で下る・『旧麻耶道』  297段の階段。厳しい人生にも似て・・。

仲間はいい。 同士はいい。 共Ⅱ集うのが良い。 
厳しい人生を支えあえる。 力をもらって先に進める


下ればごほうびです。
温泉とビール!


今日は、神戸・布引の滝の水。そして  神戸の海にも続く源泉の湯。
『神戸クアハウス』 

塩分を含む湯が、疲れた筋肉をほぐします

そして
最後の〆は
なんてたって・・。 又又  『生ビール』

しゃべる!  飲む!食べる! しゃべる!
アスリートの口を閉めるのは至難の業です。


宴会途中で電話あり
「やったぜ!! 山のup down は苦しかった。 過酷だった!」 と。
『京都うみ・やま・さと~ TANTANロングライド』・180km  競技 に挑戦した息子から勝利報告
   やったね!  おめでとう!  おつかれさま!


丹後100kmウルトラマラソン経験のFさん
「あの残酷な道を、自転車で走るるとは!!」 と。 My息子の話で、又又、盛り上がる仲間達。

限界に挑戦し続ける仲間や息子を見ていると
人間の可能性の大きさを、再認識させられます。
何事も、"無理!”と言う前に、"やってみましょう!”と一言。 言葉が人を引っ張る。 可能性を信じさせられます。


  私も
 ”今年も、『四万十川ウルトラマラソン・100km』 エントリーしちゃおうかな!”

  仲間はいい。 同士はいい。 共に集うのが良い。 そして自然もいい。 
厳しい人生を支えあう。 力をもらって先に進める