どっちにする?

人生って「どっちにする?」そんな選択の連続。あまたあるはずの選択肢。決めるのは自分\(^o^)/

学ぶこと

2006-03-23 22:53:52 | うるるん

卒業式にまつわる話、感動の挨拶シリーズ第二弾。

退任される女性の先生は、冒頭、私は一週間に一度、ここであなた達を教えていたのではなく、私が学んでいましたと話された。答えが探せないようなユニークな質問、一生懸命な態度、多くを学びました。そして、彼女は、学ぶことは楽しいですと、はっきりとおっしゃる。私の歳になっても学ぶことは楽しい・・・と。

日本では、年甲斐も無く・・・(漢字はこれでいいのかなあ???)と、よく使う。自らも使うし、他者から使われることもある。前者は照れ隠しであり、後者は悪意のある批判に使われる。

私も正直いつまで学ぶのだろうと思うことがある。大学に行ってまで、勉強している私は何なのだろうかと・・・。楽ではないし、逃げたいときもある。でも、彼女の、年甲斐もなくも使うことなく、私は学ぶことが楽しいと 聞いたとき、スカッとしたものを感じた。そうだ、私も楽しいのだ。学びたいのだ。

スポンジのような心と頭を持っているあなた達は、どんどんと様々なことを吸収してください。そして、一緒に学び続けよう。。。さようなら・・と、彼女は締めくくった。

つい最近、友人である、彼女に電話をした。いい挨拶だった、と。感動したと。

次の日彼女からメールが届いていた。あなたのほかに、もう1人、私に挨拶がよかったとコメントを伝えに来てくれた人がいた。誰か。。。。あなたの(私の)息子さんよ!教室に来て、いい挨拶でした。学ぶを多用してましたね・・・と、言って帰ったそうだ。

親子で似ているといえばそうだが、自分の感動を言葉にして、相手に伝えられる人に育っていってくれていることが、嬉しいと素直に感じた。

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生き残れるもの

2006-03-23 04:38:48 | なっとくる

海外事情に精通しているわけではないので、他の地域のことは分からないが、当地には企業が運営主体となり、外務省から認可を受け、文部科学省から校長先生を派遣してもらい、日本のカリキュラムに沿った教育を受けることを目的とする、補習授業校がある。日本人学校ではないので、土曜のみの開校で、子供達はウイークデイは現地の子供達と現地の学校に通い、土曜日にだけこの学校で、日本の教科書を用いて授業を受ける。企業が運営主体であるから、ビジネスマンのお父様達が中心になって、学校を運営していく。もちろん授業内容は校長先生が取り仕切ることになる。しかし、双方が子供たちのために、力を出し合って運営していく。

三月はそんな補習校でも卒業式があった。日本らしく厳粛な式である。そして、来賓の方々には現地の教育委員会の長や、市長のお顔もあるという、こちらならではの特徴を持ち、それを踏まえた、日本の式であるところが、興味深い。

運営委員長をなさる方は、前述のような、ビジネスマンである。決して、教育関係の仕事を長年なさったとか、所謂名誉職を歴任なさった肩書きマンではない。しかし、父親であり、運営母体を支える企業マンである。

今年の運営委員長のご祝辞は、ダーウィンの言葉の引用からだった。生き残っていけるのは、強いものではなく、賢いものでもない。私は正直、ここのくだりで、じゃあ誰だろう????と、子供のように疑問を抱き、次の言葉を待った。それは、変わることのできるものです。・・・・環境に合わせて、自らを変化させるものこそが、生き残れるのだと。

何時間か経って考えると、これは進化論そのものなのでしょうね。しかし、彼はそれを、小学校低学年でも理解できるように、噛み砕いて、優しい言葉で見事に表現し、私も深く感動したのです。

変わることが出来ることは、社会性を見につけよと同義語なのかもしれない。今の世ではね。そして、人間の中では・・・。種を保存しようとする、動物とは質が少し違っているかもしれないなあ。

 

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めずらしく・・・・

2006-03-23 04:26:18 | 徒然に

珍しく、なんと、熱を出して寝込んでしまった。風邪を引いたらしく、頭も痛かったし、のどはめちゃくちゃ痛かった。熱を出すなんて、実はもう何年もなかった。熱を出すにもエネルギーが要るのですよ・・・・と、言われて、出ないものだから、エネルギーが残ってなかったのかと思っていた。

実はこの空白の一週間余、あまりにも様々なことの中に居た。感動の渦の中で、それを言葉にすることができなかった。その思いが熱になったのかもね。さてと、ぼちぼちと文章にしてみよう。ちょっと、感動から、時間が経ってしまったけどね。

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