火を熾す。。小さな枝を集め、隙間が空くように櫓に重ねていく。紙に火をつけ、櫓の下から入れる。枝に火が移り、しっかしりしてきたところに、炭を置いていく。こちらには炭はないので、残念ながらコークス?豆炭?のようなものを使う。
団扇で扇いだり、簡単に火がつく科学薬品つき物体は使わない。そんな、下品なことはしない。ゆっくり、ゆっくり、炭に火が付いていく過程を、目と耳で確認しながら作業を進めていくのが、全くいい。
しかし、スキだからといって毎日はできないでしょう?普通のひとは・・・・・私は、日本では、七輪という便利なものがあって、ちょこちょこと炭火クッキングをやっていたけど・・・・こちらでは、バーベキューセットを使うにも関わらず、毎日炭火クッキングに走ってしまう。またか~と家族は呆れ返ってひっくり蛙になっている。
それでも、夕刻が近づきメニューを考える段になると、どうしも、火を熾したくなる。料理の美味しさは、シンプルがベスト。焼いて、塩をかける、これが最高に美味しいと確信するのだが、素材が肉に限られてしまうので(魚介類は品薄で高価)、まった~と、不満の声が聞こえる。しかたないので、あれこれ考えるが、やはり火熾しから離れられない。もう、なんでもいいから焼いている感じかな。
火を見ながら、ゆっくり、自然の中(ベランダ)、本を読みながら、冷たいものでも飲む。これが実は好きなのですね。世の中すべてに感謝したくなる、私の優しい時間かな。
今晩もがんばります。問題はメニューだな。