どっちにする?

人生って「どっちにする?」そんな選択の連続。あまたあるはずの選択肢。決めるのは自分\(^o^)/

お葬式

2006-06-26 19:49:08 | 徒然に

シャロンのお葬式。初めての異国でのお葬式。出迎えてくれたのは、遺族の笑顔だった。夫のブライアンはその大きな教会の、責任者、司祭。彼の手は大きく、握手も包み込むようだし、声も大きくハリがあり、歌声だけでなく、日頃話す声も、とっても大きく響き、僕には隠すような事は何も無いんだと感じさせるような人だ。彼は、その日も大きな響く声で、まるで参列してくる人たちを、励まし、慰めているような感じだ。

遺影は、たくさんあった。彼女の若いときの写真、夫と写っている写真、輝くような優しい笑顔。献花はなく、彼女にもう会えなかった。クリスマスにやせていたから、もっとやせていたのかも知れない。

彼女の三人の子供さんとも会った。長女、長男、次女。知っている次女のジルが他の姉兄に紹介してくれた。三人とも長身のシャロンに似て、本当に大きかった。ある、夏休み、寝てばっかりいる息子にあきれ果てたが、夏休みが終わってみると、彼の身長がとっても高くなっているのに驚いたと、シャロンが話してくれたことを思い出した。男の子にはそんなことがあるのよ。ってね。

賛美歌、思い出のスピーチ。スピーチではジョークが飛び交い、教会が笑いで包まれた。クリスチャンにとって、死は神に通ずる途で、その人の新しい人生の門出を意味するとシャロンは話してくれた。彼女は死は怖くないと言った。亡くなった母とも会えるしね、とも。そこは、私と同じ。

彼女を語るスピーチは、私が彼女にもっている思い、イメージとまったく一致していた。裏、表のない、彼女のまっすぐで、強く、だからこそ優しいと感じる有り方、生き方、そのままだった。難しい英単語ではない。kind、gentle、great teacher、 good Mom。

昨晩、日曜の夜にシャロン宅に電話をした。彼女に去年夏休みに入るときに、勉強するのよ と借りていた文法の本がそのまま私の手元にあったから。夫のブライアンは、私がもっていていいよと言ってくれた。彼に、写真を欲しいと頼んだ。送ってくれると約束した。最後に She Loves You と、言われ、声が出なかった。

She is still alives in my heart。

コメント (4)
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