どっちにする?

人生って「どっちにする?」そんな選択の連続。あまたあるはずの選択肢。決めるのは自分\(^o^)/

シビアーに、笑いの話

2007-06-06 02:22:36 | 徒然に

週末に、大学生の息子と、その友人たちが来ていた。

彼らは仲良く並んで、お笑いの番組を見ていた。

世代が違うと、文化が違うのだろうか・・・・私には、彼らの笑いの質は、つまり何に笑っているか。。。は、理解できなかった。

何が面白いのか。。。。。

私は小学生の頃から、よく漫才、吉本新喜劇を見ていた。関西だから。。。。軽妙な話のもっていきかたに、結構笑っていた。大好きだったのは、島田洋介、今喜多代(?)、背の高い男性と、低い女性のコンビ。ご夫婦だったのだろうか。。。。女性の話しぶりが特に気に入っていた。今だと、大介、花子さんコンビのような感じだった。

漫才だから、お互いにけなしたり、持ち上げたり、落としたり。。。は、あったが、心深く人を傷つけるような内容ではなかった。

私がはっきり、嫌悪感を覚えたのは。正司敏江、玲児さんコンビから。申し訳ないが、笑いの質が変わったと意識した。人を叩いて笑いをとる。私はまだ、子供だったが理解できなかったし、許してはいけない笑いの質だと直感していた。

それからというもの、笑いの質は一気に降下していったと感じている。お笑い系の番組は、ひとをけなし、笑いものにする番組になったと思った。私は、息子たちが幼い頃は、その手の番組は見せなかった。

子供たちの間でも、同じように、友達を馬鹿にし、けなし、そして、皆で笑うということが、日常的に起こるようになっていった。個性は笑いの対象になった。

今はお笑いがブームらしい。しかし、あれは芸だろうか。普通に、その辺にいる、お友達同士が、日常会話を楽しんでいるとしか感じられない。

芸人と呼ぶにはあまりに・・・・・・と、感じるのが、世代の違いなのかもしれない。

息子の友達、息子も含めて、一般的な今頃の青年たち。まじめで、勉強もしっかりしている。でも、あどけさが残るような無邪気な笑い声を聞きながら、どこか不安定なものを感じるのは、私が年をとったということだろうか・・・・。

 

コメント (3)
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