Internship って日本にあった?
私の大学時代には無かったのだけど・・・あったのに知らなかったのかなあ?
専門教科を勉強した大学生に、その上のランクのクラスとして、職場体験をさせて、その報告書を授業の内容として、評価するしくみかな。もちろん指導教官もいるし、毎週報告書を提出し、指導教官とも毎週決まった時間に、課題を与えられ、報告をする。メインは週何時間と決められた時間、職場体験に行くこと。
受け入れ先、時間の設定等はもちろん、自分で行うことになる。
私は、今期卒業のかかった大事な、後が無い学期となる。必要単位数は7。経済学 ミクロ で 3単位。テニスで2単位(苦肉の策) 教育学のインターンシップで3単位。めでたく卒業となる。全部取れればの、もちろん話。
教育学は前学期要求されることが多く、また、容赦のない採点で逃げ道のない、苦しい思いをした。教科によっては、逃げ道がある。例えばテストは、あらかじめ用意されているものの中から出るとか・・・エッセイだけとか・・・。再テストをしてくれるとか・・。
逃げ道もなく、苦しいから、先生のところに何度も足を運び、指導を受けた。また、メールも書きに書いた。そうするうちに、苦しいのだけど、一見、怒った赤鬼のように見える先生が、実は病気がちでしんどそうで、やさしい心遣いを持っている人だということもわかった。
何より、教育学を教えることに、情熱をもっているし、しぐれた先生を育てることが、この国にとっては、とても重要だという使命感を持っていることも、ひしひしと感じることができた。そうなると、教科に対する興味もあるけど、人間的に先生の魅力を感じることにもなってきた。
レクチャーを聴いていて、情熱のない先生は、どんなに美形の先生でも、かっこよくは見えなくなる。逆もある。人間の顔なんて不思議なもんだ。余談・・・。
最後の学期、もう一回その先生と一緒に勉強したい思いもあって、迷わず、インターンシップをとった。でも、最初の授業は毎度のことながら、その大変さに凹んでしまう。
教育学は先生が厳しいので、最初30人強いた生徒が、最後には20人を切っていた。でも、そのなかでも15人くらいはインターンシップを取るのかとおもっていたら・・・なんと、私を含めて、たったふたり。私を含めないと、もう一人。
驚いたなんてもんじゃない。
初めての授業、教室はどこ?どこにも書いてない。早めに先生に聞きにいくと、僕のオフィスで・・・だって。
事前に相談に行ったときには、先生は、Aをあげるからね、今の教育学より大変じゃないよ。と、言ってたのに・・・・話は大きく違う。
これは、あきらかに大変なんてもんじゃない!!どうするのか・・・。
でも、救いは、少人数編成クラスのため、話をしなくてはならない。おまけに、私が理解したかどうか、繰り返し内容を言わせられる。
なんだか今は頭の中が、カラカラと音を出して、空回りしているような感じがする。