まったく、もう。この国は・・・。
二学期が始まったばかりの、カレッジは、気を取り直して一からがんばろうと誰もが思うのか、出席率は抜群によく、朝駐車スペースを探すのが困難になる。ほんと、遠くの方から歩いて・・・なんてことにもなる。昨今は、日中でも氷点下10度くらいだから、誰しもが入り口に近いところに駐車したい。
昨日はありえないことが起きた。
朝、雪が降って、たぶん駐車場のラインが消えていたのだろう。誰かが停めたところが基準になって、ラインができていた。私は、運良く出て行く車があったので、比較的入り口に近い位置を確保できた。
そして、授業後、送別会ランチに行くべく、駐車場にいってみると、なんと、私の車が見事に、他の車にはさまれて身動きできなくなっている。つまり、三列目を勝手に作ってとめた大ばか者がいたということ。それもひとり、ふたりではない。三列駐車の列は、30台くらいに広がっていた。雪が消えてみると、三列目の位置に、ラインがあったということになる。
私が止めたときは二列しかなかったから、それ以後来た人たちがやらかしたことになる。しかし、考えたらわかるでしょう。真ん中のラインの車が動かなくなることは・・。
ラインのある位置に置けばいいというものではないでしょう。状況を考えてみろよ~と、言葉も態度も荒くなる。
学校に電話をして、セキュリティーの人に聞いてみても、知ってるけどどうしようもないという。真ん中ラインの車が30台はあるから、あちこちで怒りの声が上がっている。ほんま、あほか?!!、どうしてくれるんだ・・・と、言う気持ちになるよ、真ん中のラインに自分の車を置かれた人たちは・・・。
救いは、線がはっきりしていなかった分、車が曲がって停められているということ。小さな車で、角度を微妙に調節運転して、なんとか脱出した車がある。櫛の歯が抜けたように、あちこちに隙間が出来始めた。
私は車の中でまっていたが、自分の車は大きすぎて、ちょっと出せそうな感じではない。7人乗り、四輪駆動のセコイアだからなあ~。
また、待っていると、歯抜けスペースに、またまた、停めようとする車も出てきた。だめだめ、そこ停めたら車がでないでしょう!!と注意をしなくては、分からない人もいるし、自分で気づいて、他に移動する人もいる。
やっぱりね。人によるんだ・・・。
そうやって学校の入り口から出てくる人たちを見ていると、賢そうな人たちは、この三列目駐車に関わっている人はいない。みんな、同情のまなざしで、真ん中の車を眺めている。
ほんま。なんでこんなところでいつまでいればいいの?ランチはどうなるの?
そこにセキュリティーのスタッフがやってきた。彼らだっていい迷惑だ。氷点下だよ、駐車場は・・・・。若いスタッフの男性が、私にこの車は出るから、少しずつ位置をずらしてみろという。私は無理だよ~と、主張する。でも、彼が僕が見ててあげるからといってくれたので、50cmずつ位、車をバックしたり前に出したりで、切り替えて運転してみる。なんと、格闘の末、無事にでることができた。不幸中の幸いだ。
それにしても、こんなあほなことは、日本ではありえないとおもった。何気に日本人は考え方が深いと自負している。