不幸に見舞われたと思ったら、もうすべてが嫌になって、むなしくなり、思考はどんどんマイナスされていき、ついには何もできなくなってしまった。
実はこれは一昨日夜からの出来事。パソコンが急に自らシャットダウンをし、電源が全く入らなくなってしまった。それが実は、私の見舞われた不幸の正体。
新しいものを買う必要があるのだろうか・・・修理はできるか・・保存してあるファイルはどうなる?リンクシス等、インターネットの設定のやり直し・・・頭の中を、これから起こるであろうこと、しなくてはならないことが駆け巡る。パニックになる。
時間を置いて再度電源を入れてみよう。。。など、試してみるがどうにもならない。
パソコンという便利ツールなくしてはもう生活できないのではないか、とさえ思ってしまう。
そんな時兄から電話がかかってくる。電源のコンセントを一旦抜いてみたら? そんなことで、直るなら、修理屋さんは要らない・・・と、私は、正直聞き流す。
そして、どんどん気持ちが暗く、追い詰められていく。心境は、もうこれ以上、耐えられない、いろいろなことがあり過ぎだ・・・と。最近あったいろいろなことが、全部耐え切れないことのような気がしてくる。
ひょんなことから、コンセントを抜いてみようと思う。そして、なんと、コンセントを再度差し込んだ瞬間、劇的な変化がパソコンの画面に現れた。うんともスンともならなかった画面が動いた。電源を入れてみる。見事入った。そして、ウィンドウズが立ち上がった瞬間、私は舞い上がった。直った。私は不幸から脱出した。
そして、なあんだと自分の単純さに自分で驚いている。私は、瞬く間に、幸福になっていたから・・・。
人間の感情って、心って面白いものだと思う。
基本的に、お金を出して解決できるものは、もちろんその額によるに違いないが、解決できる問題であって、不幸ではないはずなのに・・・・まったく未熟というか、自分のアホサ加減に驚いている。