最初の一冊~松村比呂美

自著の宣伝のために始めたブログですが、今では、風景や食べ物の写真が主になっています。

バルセロナの旅~ガウディの建築物

2015-06-24 | 旅(海外)
バルセロナには、サグラダ・ファミリア以外にも、ガウディが手掛けた建築物が数多くあります。
現在も人が住んでいる、集合住宅、カサ・ミラ。


大きくうねった外観。
ガウディは、規則正しいものではなく、予測不可能な曲線を好んで使っていたそうです。


カサ・ミラの近くで、クラッシックな装いで自転車に乗っている集団に遭遇。


こちらは、カラフルなタイルで覆われた、カサ・パドリョ。


入場料にはオーディオガイドが含まれており、モニターを指定の場所に向けると、当時の様子が映し出されます。


建物の説明を聞きながら、ゆっくり回ることができました。


ガウディがクジラからヒントを得て設計したと言われている屋根裏。


天井には、ガウディが好んで使った渦が……。


装飾陶器で造られている吹き抜け。
下の階は明るいブルーで、上に行くほど濃くなっていました。
下の階の部屋も明るさが保てるようにしているのだとか。


波打つ曲線が生かされているドア。


屋上の煙突や換気口までが独特のデザインでした。


こちらは、バルセロナの街が一望できるグエル公園。
シンボルのトカゲは、ガウディが好んだモチーフのひとつです。


トカゲの周りは、いつも人がいっぱい。一緒に写真を撮るのは諦めて、うしろからそっと撫でました。


市場が作られるはずだった列柱広場。天井が印象的です。
ガウディは、ここを、貧しい人たちも暮らせる住宅地にしようと考えていましたが、経済的な理由から幻に終わってしまいました。
でも、こうして、多くの人が憩える公園になったのですものね。


自然をできるだけ崩さないようにと、山の斜面に沿って造られた陸橋。
斜めに建てられた柱は、美しいだけでなく、天井の重さを支えることができる設計です。


巻貝をヒントにしてデザインされた柱。


グエル公園は、2013年から維持保存を理由にモニュメント・ゾーンが有料となりました。
予約が必要で、時間指定がありますので、気を付けてください。


無料ゾーンは、緑が豊かな場所が多かったです。


長々と書いているバルセロナの日記も、次が最後です。

  

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