2015年1月31日に発行された朝日新聞紙の朝刊中面に掲載された見出し「作家LIVE 逢坂剛さん キャラクター作り 決め手」を拝読しました。
このコラムは日曜日の書評欄の後ろページに掲載されました。朝日新聞東京本社(東京都中央区)の読者ホールで開催した逢坂剛さんのトークショーでの発言内容を紹介する内容です。
逢坂さんは、人気ミステリーの「百舌」(もず)シリーズの最新作「墓標なき街」(集英社が発行)を2015年11月に発行した動機や経緯などを語っています。
朝日新聞紙のWeb版である朝日新聞 DIGTALにも同様の見出し「(作家LIVE)逢坂剛さん キャラクター作り 決め手」と載っています。
人気ミステリーの「百舌」(もず)シリーズの最新刊「墓標なき街」を13年ぶりに書いた時の感想として、自分が書いた「百舌」シリーズの旧作を「読み直してみたら、面白くてねぇ。気がつくと読みふけっているんですよ」と、読者の一人としての感想を述べています。
今回、この「百舌」シリーズを再開したきっかけは、映像化だったそうです。2014年にテレビドラマ化され、2015年秋には映画「劇場版 MOZU」が公開されました。
時制が行き来するので、映像化が不可能といわれていたミステリー小説を映像化され、出版社から「これを機会に新作を」といわれて、書いたそうです。
この「百舌」シリーズでは「主人公の殺し屋の百舌と、それを追う警視庁公安部警部の倉木尚武と津城(つき)警視正などの主要登場人物ができた時に、『ああ、もうこれで書ける』と思ったそうです」とのことです。
この発言は、ミステリー小説を書くには「主要登場人物のキャラクターが決まれば、70パーセントは出来たようなもの」との発言を説明したものです。
1988年に発行された「幻の翼」では、北朝鮮からスパイが入国してくる設定を、1992年の「砕かれた鍵」では新興宗教団体が登場します。こうしたミステリー小説の味を決める設定などの“ネタ”は新聞記事から得ることが多いが、逢坂さんは「古本屋での見つけた資料も多い」と語ります。
逢坂さんの事務所は東京都千代田区の神田神保町にあり、古本屋街を巡回し、資料となる本を探しているそうです。
映像化の際には「シナリオはみない」といいます。「活字と映像ははっきり違うんだと身体でわかっている」と、本とテレビドラマの違いを語ります。「脚本家と俳優さんにお礼をいいたいくらい、よく原作を読み込んでくれた」と語ります。
個人的には、以前住んでいた近所に某出版社(集英社ではないです)にお務めの方がお住まいで、当時は文芸書をご担当され、新進気鋭の人気作家の逢坂剛さんにも小説を書いていただくようにお願いしていたようです。
その彼から、逢坂さんの「百舌」シリーズが面白いと紹介され、読み始めました。個人的には「のすりの巣」(のすりは漢字表記ですが、パソコンでは表示できません)が面白かったです。
また、逢坂さんの作品では「禿鷹(はげたか)」シリーズが一番、気にいっています。「百舌」(もず)シリーズの単行本は書庫のどこかにまぎれ、見つかりませんが、「禿鷹」シリーズは再読しているので、どこにあるか覚えています。
今回の朝日新聞紙の記事を読み、早速、東京都内の大型書店で最新作「墓標なき街」を購入しました。
このコラムは日曜日の書評欄の後ろページに掲載されました。朝日新聞東京本社(東京都中央区)の読者ホールで開催した逢坂剛さんのトークショーでの発言内容を紹介する内容です。
逢坂さんは、人気ミステリーの「百舌」(もず)シリーズの最新作「墓標なき街」(集英社が発行)を2015年11月に発行した動機や経緯などを語っています。
朝日新聞紙のWeb版である朝日新聞 DIGTALにも同様の見出し「(作家LIVE)逢坂剛さん キャラクター作り 決め手」と載っています。
人気ミステリーの「百舌」(もず)シリーズの最新刊「墓標なき街」を13年ぶりに書いた時の感想として、自分が書いた「百舌」シリーズの旧作を「読み直してみたら、面白くてねぇ。気がつくと読みふけっているんですよ」と、読者の一人としての感想を述べています。
今回、この「百舌」シリーズを再開したきっかけは、映像化だったそうです。2014年にテレビドラマ化され、2015年秋には映画「劇場版 MOZU」が公開されました。
時制が行き来するので、映像化が不可能といわれていたミステリー小説を映像化され、出版社から「これを機会に新作を」といわれて、書いたそうです。
この「百舌」シリーズでは「主人公の殺し屋の百舌と、それを追う警視庁公安部警部の倉木尚武と津城(つき)警視正などの主要登場人物ができた時に、『ああ、もうこれで書ける』と思ったそうです」とのことです。
この発言は、ミステリー小説を書くには「主要登場人物のキャラクターが決まれば、70パーセントは出来たようなもの」との発言を説明したものです。
1988年に発行された「幻の翼」では、北朝鮮からスパイが入国してくる設定を、1992年の「砕かれた鍵」では新興宗教団体が登場します。こうしたミステリー小説の味を決める設定などの“ネタ”は新聞記事から得ることが多いが、逢坂さんは「古本屋での見つけた資料も多い」と語ります。
逢坂さんの事務所は東京都千代田区の神田神保町にあり、古本屋街を巡回し、資料となる本を探しているそうです。
映像化の際には「シナリオはみない」といいます。「活字と映像ははっきり違うんだと身体でわかっている」と、本とテレビドラマの違いを語ります。「脚本家と俳優さんにお礼をいいたいくらい、よく原作を読み込んでくれた」と語ります。
個人的には、以前住んでいた近所に某出版社(集英社ではないです)にお務めの方がお住まいで、当時は文芸書をご担当され、新進気鋭の人気作家の逢坂剛さんにも小説を書いていただくようにお願いしていたようです。
その彼から、逢坂さんの「百舌」シリーズが面白いと紹介され、読み始めました。個人的には「のすりの巣」(のすりは漢字表記ですが、パソコンでは表示できません)が面白かったです。
また、逢坂さんの作品では「禿鷹(はげたか)」シリーズが一番、気にいっています。「百舌」(もず)シリーズの単行本は書庫のどこかにまぎれ、見つかりませんが、「禿鷹」シリーズは再読しているので、どこにあるか覚えています。
今回の朝日新聞紙の記事を読み、早速、東京都内の大型書店で最新作「墓標なき街」を購入しました。