ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県安曇野市にある犀川白鳥湖に、コハクチョウを見に行って来ました

2016年02月07日 | 旅行
 長野県安曇野市豊科を流れている犀川(さいがわ)の一部に設けられた人造湖の犀川白鳥湖(さいがわはくちょうこ)に、今年もコハクチョウを見に行きました。

 安曇野市豊科(旧・南安曇郡豊科町)にある犀川白鳥湖は、コハクチョウが多数、飛来する有名な白鳥飛来地です。今年は昨年12月からの暖冬によって、コハクチョウの飛来数は少ないと、Webサイトなどでは伝えています。

 犀川白鳥湖を訪れたのは、正午過ぎです。コハクチョウ観察には、いくらか遅い時間帯です。

 犀川白鳥湖をざっと見渡したところ、コハクチョウは約100羽程度います。中州などに10数羽から20羽ぐらいのグループに数グループずつそれぞれ分かれています。多くのコハクチョウは、首を身体の羽根の中に入れて体温が低下しない姿勢で休んでいます。





 流れの緩やかな河原近くで、コハクチョウは数羽ずつ分かれて、いくつかのグループが水面を泳いでいます。





 犀川白鳥湖には、コハクチョウに加えて、マガモやオナガガモなどのカモ類やオオバンなどが来ています。オナガガモの群れです。



 今年は昨年12月からの暖冬が続き、その後は1月下旬に寒波が襲来し、大雪が降ったようです。こうした天候の影響が出ているようです。

 高速道路の長野自動車道の安曇野インターチャンジの少し北側近くにある犀川白鳥湖の周辺の田んぼには、積雪が数10センチメートルも積もっています。

 これでは、コハクチョウの群れは田んぼに落ち穂などのエサを採りには行けません。このため、多くのコハクチョウは体力を温存するために、中州の上で休んでいるように推定しました。田んぼなどでの雪解けまで待っているようです。

 ごく一部のコハクチョウが飛び立ちました。周囲の田んぼが雪で覆われているために、どこに向かったのかはわかりません。





 今回の犀川白鳥湖の訪問は、薄曇りの晴天に近い天気でしたが、常念岳(標高2857メートル)などの安曇野の西側方向に見える北アルプスの峰嶺には山頂部に雲がかかり、山頂部は見ることが出来ませんでした。