新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

6月26日 #2

2015-06-26 15:17:05 | コラム
衆議院平和安全法制特別委員会の国会中継:

私は運悪く民主党議員の質問ばかり見てしまったのだった。

26日午前中に余り質問者の顔触れに注意せずに、NHKの国会中継を見てしまった。そこに現れたのは岡田克也代表だった。私は岡田代表の総理への愚劣極まりない質問を聞くに堪えず、テレビを切って仕事部屋(だった)に移動してPCを開いたのだった。

それは岡田代表はまるで韓国の代弁者のようで、総理に歴史認識の反省を強要し、植民地支配への反省と謝罪を求め、折角改善されかかった関係を今後とも良い方向に持って行け、そのためには良い70年談話を出せ、そこに然るべき反省を織り込め、菅談話を踏襲せよ(不勉強で私はこのようなものがあったとは知らなかった)と、言うなれば悪口雑言で罵詈罵倒の連続。あれが我が国の第一野党の代表だとは、嘗ての社会党よりも程度が低いと言わざるを得なかった。

特に酷かったのが、総理に李明博大統領が竹島に上陸したのが民主党政権時だと言われるや「今回初めて言うが、そこに記念碑を建てられたのは自民党政権の時」と言い出すなど、完全な泥仕合を仕掛ける始末だった。全く酷いものだった。実は、丁度その時に岡田家が所有する近所のAEONの店に買い物に出掛けるところで、この近所には他の選択肢がないので益々ウンザリだった。

そして午後にもさしたる関心がなかったにも拘わらず再び見てしまうと、そこに何かというと「総理」を頻発する元はと言えば社民党のエースだった辻元清美が出ていたという不運だった。

彼女も何としても安全法制法案を葬ろうとばかりに見え見えの揚げ足取りと、恰も某隣国のような言い掛かり的且つ悪意に満ちた質問を繰り返していた。尤も、彼女を批判するのも詮ないことで、あれでもそれなりに最善を尽くしてスタンドプレーをやっているつもりなのだろう。だが、誰のためかな。

またそれらの質問中には総理に「私が言ってもいないことを基礎に置く質問はお止め願いたい。特に三番目は事実無根で撤回願いたい」とまで言われてしまった。だが、彼女はそれで怯むようなタマではなく、他の質問に移っていく不遜さだった。

兎に角、言わば民主党のエース格の質問者であろうこのお二方がこの調子では、とても位これ以上見る意味はないと思って、低視聴率に悩まされていると報じられたフジテレビの安藤優子の”Live グッデイ”の方がまだましかと思って切り替えた。

私にはこの法案の是非等をここで論ずる気はないが、最大野党が何処かの国の回し者のような状態に陥り、あのような拙劣な質問に終始するようでは、それこそ日頃から反日・抗日姿勢に徹している隣国sには付け込まれ隙を与えるだけではないのかと危惧するのだ。ここには常に論じてきた「彼等を選んだ我が国の一部の国民の方々に大きな責任がある」と言わざるを得ない。

6月26日 #1

2015-06-26 07:39:23 | コラム
実に半年ぶりに商社マンと懇談した

当方にとっては感動の再会だった。彼は多忙中に時間を割いて新大久保駅まで来てくれて、11時過ぎから昼食会となった。彼は私の顔を見るなり「メールから想像していたのとは全く異なって顔付きは窶れてもおられず痩せたとも見えないし、半年前と変わっていないのでは」と嬉しいことを言ってくれた。約1時間語り合えたのは本当に有り難かった。

彼は「大手商社の業績は順調で、一般的に見ても景気は確かに回復軌道上にあるが、残念ながら紙パルプ業界は蚊帳の外である。特にあの為替では輸入紙を買って下さるような奇特な需要家はほとんどおられず、担当分野では海外メーカーとともに苦戦が続いている」と嘆いて見せた。これは以前から商社の内部では言われていたことだが「新卒で入社した際に配属された部門次第では不運な巡り合わせになることがある」のだ。

私は今年になってから一度も行く機会がなかったのだが、彼は「ヨドバシカメラやビックカメラのような量販店ではコピー用紙のように圧倒的に輸入紙が安く売られていたものが、今や高品質というかユーザーが信頼するに足ると思っておられる国産紙の方が経済的な価格になっているので驚かされる。体調が整ったならば是非一度市場調査に行かれては」と勧めてくれた。この逆転現象は理解出来るが、需要が何時まで続くかの心配もせねばなるまい。

次ぎに今となっては当方には全く縁がない就活の話を聞かせてくれた。お嬢さんが某私立大の4年生で目下懸命である由だが、大手企業(上場会社のことかな)は7月から解禁のために、現時点ではそれ以下の規模の会社が狙いで、そこでは大手に獲られる前にこれと思う学生の確保に懸命であり、学生の方も今のうちにある程度以上の企業の確保(内定とは言わないのだとか)に励んでいるのが実態である由だった。

当方は大手等で採用されている「エントリーシート」なるものはマスコミ報道でしか知らなかった。ところがこれが現時点では大変なことになっているのだそうだ。即ち、会社訪問であれば物理的には近隣しか回れないが、コンピュータを使うとなれば日本全国からこれという会社にはエントリーが殺到するので、接続出来ないことがあるし、その数も万単位になっているのだとか。ICT化進捗のコインの裏側が見える現象だ。

お嬢さんは方々でアルバイトをされてきたそうで、外食産業等では如何に多くの学生が働いているかは想像以上だった。彼女の場合には経験と能力を評価されて言わば管理職的な地位を与えられ、望むならば卒業後には何時でも社員に登用すると保証されていたとか。そこには巷間噂されている「ブラック」とやらの範疇に入れられそうな企業もあり、その背景には人不足があると思わざるを得ない実態もあるようだった。

以上が公開する価値がある話題だったが、後は言わば久闊を叙した形で(は大袈裟か?)、私的な話題が多かった。彼もそろそろ定年と年金受給開始年齢が気になっており、そういうことには当方が経験を披露出来た次第だった。日頃から家内に「おしゃべり」と批判されているので、1時間も語れたことで快感を味合うことが出来て体調が極めて安定した午後を過ごすことが出来たのは望外の幸せだった!