新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

8月8日 その2 翁長沖縄県知事はとんだ道化師役かな

2015-08-08 14:46:48 | コラム
翁長知事は何かを勘違いしているのかな:

この件で畏友尾形氏と意見交換をしております。尾形氏は厳しく且つ鋭く下記のように指摘されました。

「この翁長知事は恥知らずの変節漢ですね。だって、元沖縄自民党の幹事長だったのですから、日米安保と沖縄の基地の重要さは十分に認識しているはずです。結局は、金目当てだったのでしょう。」

私は「同感です。あの知事の思い上がった顔を見るのも不愉快です。私は「会社組織であれば一地方の一支店長に過ぎない県知事が本社の社長である総理大臣と差しで話し合言い、言いたいことを要求することなどあり得ない」と思うのです。それも会うのが当然の如き不遜な面構えで首相官邸に入っていくのにも驚かされました。異例な光栄の至りと認識すべきです。仮に官邸側も沖縄に負い目があっても、それと辺野古基地移設問題は違います。

あれは国家間の約束事で、一県知事如きが介入すべきではない重大な案件でしょうし、翁長知事がその中断を要求する資格もないでしょう。沖縄に出向いている偏向した本国の運動家と、かの左派的な二紙にけしかけられ思い上がったのでしょうか。総理も官房長官もこういう国際問題であるとの点は明確にして言い聞かせた上で、何らかの言い分があれば参考に聞き置くという程度の案件だと思います。

私はご指摘のように<結局は、金目当てだったのでしょう。>というご指摘辺りが思い上がった翁長というコインの裏と表に現れていると見ています。さらには、ここにも総理と安倍内閣の評判を落とそうという国内外の諸派の策動が見えます。この中の一派に私は中国が噛んでいるとすら真剣に疑っております。恵隆之介氏は如何お考えでしょうか。ご意見を伺ってみたい気がします。

私にはあの翁長知事は自らの意志と県民の意向を尊重して動いていると主張していますが、実態は何処かに振り付け師がいて、道化役にされて踊らされているように見えるのですが。だからこそ、彼は国益は眼中になくて、県益というか一地方益を守ろうとさせられているのではありませんか。

国語教育の問題点か?

2015-08-08 08:42:50 | コラム
続・急に急ブレーキがかかった:

昨日の「急に急ブレーキがかかった」という私の投稿について、ご信頼申し上げている横浜市大や東海大で教えておられる国文学者 KS 氏から次のようなご意見を賜りましたので紹介します。

<以前、某官庁で試験問題を作成していたときに、「立場に立つ」という言いまわしが問題文に出てきて、「この言い方、イヤだね」とある作問委員がいい、「ではどう言いかえるといいか」というのでなかなか適当な表現が見つからず往生したことを思い出しました(結局、「立場をとる」という風に直した記憶があります)。

「急に急ブレーキ」の類いのフレーズが出現するのは、「急ブレーキ」・「未熟」といった表現が「定型句」として普及する過程で、もともとの「急にブレーキ」・「まだ成熟せず」という意味がきちんと意識されなくなっていった結果だと思われます。こうしたことは、現代においてのみ起こることではなく、古語にも例があります。

言葉も服装も、どちらかといえば格式のない方向に変わっていくのは世の常なので、抵抗するのには限界がある気がします(個人的にはこうしたことが好ましいとは思いませんが)。>


というものでした。S氏は無理に結論を急がない書き方をされていたと思いますが、我が国では年代が下がるほど「言葉本来の意味」を理解出来なくなっているかの如き傾向が見えるのは事実だと思うのです。残念に思います。S氏は源氏物語等の文学の研究者ですが、国語本来の在り方にも一家言を持っておられるの学者で、何時も頼りにしてご意見を伺っております。