新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

ISが犯行声明を出したパリのテロ

2015-11-15 06:54:14 | コラム
余りに衝撃的な出来事だったパリのテロ:

昨14日の早朝にYahooニュースで見た時は犠牲者は40人でしたが、153人の犠牲者との報道もあったものの、120台が実態のよう。ご冥福をお祈りしたい。このテロ行為が如何に遙か彼方のフランスのことでも、私は大きな衝撃を受けました。昨日の朝には世界的な一大事かと思ってニュースを見ておりました。あの時点でのテレビ報道では劇場に押し込んだ犯人が「神は偉大なり」と叫んだのを聞いた人がいることから、イスラム過激派の犯行となっていますが、ISとははんめいしておりませんでした。

フランスは既にシャルルエビドが襲われ17名の犠牲者が出ていますが、私は不勉強にして何故フランスが標的にされるのかは知りませんでした。しかし、此処新宿区百人町には「イスラム横丁」までが出来上がっており、明らかに押しかける異教徒の数は増える一方です。正直なところ、私は薄気味悪いと感じながら毎日のように通過するのは決して楽しくはありません。

私は一刻も早く我が国にはこういうテロと異民族が入ってくることに対する万全の安全策を講ずるべきだと思っております。若年の労働力が不足だから移民の2,000万人導入などと軽々に言うべき時なのかなと疑っております。我が国には余り勤労意欲がない青年(大学生?)が増えていることの方を考えてから、言うべき政策ではないかなどと愚考しております。

畏メル友・尾形美明氏は昨14日の時点で

<これはもう戦争ですね。フランスだけでなく、先進国全体にとって大きな衝撃です。あれだけ、人種的に多様化した国です。対策は簡単ではないでしょうね。決して、他人事じゃないですね。

こうしたテロの根っこは深くて複雑ですね。背景には、発展途上国の人口急増と貧困があります。困ったこと?に、世界には自分達と全く違う豊かな国々があることが彼らにも分かるようになったことです。

彼らは、自分達が貧しいのは自分たちの国や民族が努力しない事、自分達の国家がまともな政治が出来ない事によるということが理解出来ないのです。教育や国家の建設には50年、100年単位の努力の積み重ねが必要ですが、そんな事ことは理解出来ません。中東産油国のように資源があれば、カネの力で見かけ?の発展はできます。

でも、多くの途上国では地道な努力どころか、民族や宗教の違いで破壊と殺し合いを続けています。ここでも困ったことに、現在は高性能の武器が簡単に手に入ります。通信や移動も簡単です。そういった諸々の要因の積み重ねが、パリで多発テロを可能にしているのだと思います。

かといって、国境を閉ざすわけにも行きません。大変ですね。>

という感想を寄せて下さっていました。

私はこの惨事を対岸の火事と思いたい人もいるかと思うのですが、事態は最早そのような甘い考えというか楽観論を許さないところまで来てしまったかのように思えます。オランド大統領がG20出席を見送ったのは当然すぎる処置でしょう。考え過ぎであって欲しいのですが、此処新宿区には「イスラム横丁」と呼ばれる路地があります。

そういう現象が起きているかと言って尾形氏が言われるように流入する異教徒を制限したり、重ねて言いますが若年の労働力が不足するからと言って安易に2,000万人もの移民を受け入れることが果たして良いことなのかを、安倍総理にも菅官房長官にも伺ってみたいと思うのです。