6日夜の対ニュージーランド代表戦:
1週間も悩まされた体調の不備から漸く脱出しかけた夜の試合だった。相手はFIFAの112位とかでは、楽勝しても何の不思議ではなかったはずだ。だが、香川真司が嘆いていたと報じられたように「何の為に、何がしたくて雨中でやった試合なのか」が良く解らなかった。
その疑義を呈していた香川真司だが、不思議な選手のようで、ドイツでやればあれほど輝きもあり鋭いパスのセンスを示すのだが、前任者のザケローニに続いてハリルホジッチ監督も何故か香川を一試合使い切らないで交替させてしまうのだ。と、自分で言ったが、私は彼の悲劇は中田英寿と同じで、「周囲の10人というか9人が香川真司ではなかったこと」が悲劇の主たる原因だと謎をかけるのだ。
その心は「ドイツのドルトムントにいれば周囲は世界各国からはせ参じたサッカーが本当に上手い選手だけで構成されたテイ―ムだからこそ、香川真司を活かして使うことができるし、彼独特のパスのセンスに合わせて動いてくれるから」と解くのだ。昨夜の動きというかパス出しは決して悪いとは思わなかったが、周りがドイツでの試合のようには合わせてくれなかったのではないか。それにシュートを外しすぎた。
前半の流れでは、なるほど我が国のサッカーでも流石に40位だけのことがあるようだと思わせてくれた。だが、あれほどシュートを外していたのは形ができていなかったのことに加えて、相変わらず不正確だったという恨みが残った。これほどチャンスを逃しているようでは後半に苦労すると思わせてくれた。だが、あの程度の相手で手こずっているようでは駄目だ。
ハリルホジッチ監督の選手起用と言う前に、招集の仕方がおかしいと何時も感じている。昨夜も6名の交代枠を考えても17人しか出せないのにも拘わらず24人も集めて、GKの2人まで含めて7人は雨中を座ってサッカーを見ていただけに終わらせた。私が以前から指摘していたことで、GKの川島は顔が怖いだけでヘボだから、折角呼んできた中村だったかを使って経験させる手はあったと思う。
後半に入ってラグビーの世界の強豪国であるニュージーランドのサッカー代表は、恐らくラグビーをも経験していたことに起因するだろうと思わせる理不尽に近い当たり方もするようになって、一気に攻勢に転じて、アナウンサーが「高さがある」というヴァレーボールの中継放送ででも言い出したのだろう妙な日本語で「身長が高い」Woodと言う191 cmの選手に吉田麻也の頭越しにヘディングシュートを決められて同点にされてしまった。「だから言ったじゃないか」だった。
結局は終わりに近くなって2点目を取って辛うじて勝ったが、勝って当然の相手に僅差で勝てて喜んでいる場合ではない。本番のW杯の試合ではニュージーランド代表などとは比較しようもない相手ばかりになるのに決まっている。それなのにも拘わらず112位の国と練習試合を組んで何とする。協会は何を考えているのかと尋ねたい。香川真司が疑問だと言ったのも当然だろう。
肝心の点を取ることだが、アナウンサーも解説の都並他が期待して見せた久保も負傷上がりの武藤も不発だった。彼らは何かというと大迫を褒めたがるが、ポスト役が上達しても得点がPKだっただけでは褒める訳にはいかない。NPBに来ているヘボのMLBの落第生の連中をみよ。常に「目に物見せてやろう」とばかりに目茶苦茶に近い積極性を発揮して前後を考えずに初球から振って行くではないか。彼らに溢れんばかりの自己顕示欲がある
FWの連中はもう少しだけ外国人式の自己顕示欲を出して、シュートまで持って行ってやろうというあの対オーストラリア戦で井手口が見せた強引な積極性を出して見せて欲しい。アナウンサーに、とんだ蹴り損ないのシュートを「惜しい」などと慰められていても無意味だろう。
中盤から後ろでは良くは守って良く繋いでくれたが、矢張り長谷部がいない為に中心人物が不在かとの感があった。監督さんは何故昌子源を外して最後まで私は格下と評価する槙野を使ったのだろう。井手口は未だ代表経験不足か、昨夜の出来はもう一つだった。浅野も同様だと見えた。23人を残す為の練習試合をやるのだったら、もう少し怖い相手とやって「何処までできるか」を試すべきではないのか。
昨夜などは長友だけは流石だと思わせてくれたが、それでは情けないのだ。彼も監督が今回呼ばなかった本田と岡崎と同じで永年勤続で世代交代を迫られる世代の一員ではないのか。「他人を以て代えがたし」とでも監督が見ているのだったら、それでは選手起用の方針にフラつきがあることになってしまう。GKだって同様だ。川島といい、川口といい経験者の尊重が過ぎる。結局、監督不信論になったかのようだが、矛先は協会にも向けたつもりだ。
1週間も悩まされた体調の不備から漸く脱出しかけた夜の試合だった。相手はFIFAの112位とかでは、楽勝しても何の不思議ではなかったはずだ。だが、香川真司が嘆いていたと報じられたように「何の為に、何がしたくて雨中でやった試合なのか」が良く解らなかった。
その疑義を呈していた香川真司だが、不思議な選手のようで、ドイツでやればあれほど輝きもあり鋭いパスのセンスを示すのだが、前任者のザケローニに続いてハリルホジッチ監督も何故か香川を一試合使い切らないで交替させてしまうのだ。と、自分で言ったが、私は彼の悲劇は中田英寿と同じで、「周囲の10人というか9人が香川真司ではなかったこと」が悲劇の主たる原因だと謎をかけるのだ。
その心は「ドイツのドルトムントにいれば周囲は世界各国からはせ参じたサッカーが本当に上手い選手だけで構成されたテイ―ムだからこそ、香川真司を活かして使うことができるし、彼独特のパスのセンスに合わせて動いてくれるから」と解くのだ。昨夜の動きというかパス出しは決して悪いとは思わなかったが、周りがドイツでの試合のようには合わせてくれなかったのではないか。それにシュートを外しすぎた。
前半の流れでは、なるほど我が国のサッカーでも流石に40位だけのことがあるようだと思わせてくれた。だが、あれほどシュートを外していたのは形ができていなかったのことに加えて、相変わらず不正確だったという恨みが残った。これほどチャンスを逃しているようでは後半に苦労すると思わせてくれた。だが、あの程度の相手で手こずっているようでは駄目だ。
ハリルホジッチ監督の選手起用と言う前に、招集の仕方がおかしいと何時も感じている。昨夜も6名の交代枠を考えても17人しか出せないのにも拘わらず24人も集めて、GKの2人まで含めて7人は雨中を座ってサッカーを見ていただけに終わらせた。私が以前から指摘していたことで、GKの川島は顔が怖いだけでヘボだから、折角呼んできた中村だったかを使って経験させる手はあったと思う。
後半に入ってラグビーの世界の強豪国であるニュージーランドのサッカー代表は、恐らくラグビーをも経験していたことに起因するだろうと思わせる理不尽に近い当たり方もするようになって、一気に攻勢に転じて、アナウンサーが「高さがある」というヴァレーボールの中継放送ででも言い出したのだろう妙な日本語で「身長が高い」Woodと言う191 cmの選手に吉田麻也の頭越しにヘディングシュートを決められて同点にされてしまった。「だから言ったじゃないか」だった。
結局は終わりに近くなって2点目を取って辛うじて勝ったが、勝って当然の相手に僅差で勝てて喜んでいる場合ではない。本番のW杯の試合ではニュージーランド代表などとは比較しようもない相手ばかりになるのに決まっている。それなのにも拘わらず112位の国と練習試合を組んで何とする。協会は何を考えているのかと尋ねたい。香川真司が疑問だと言ったのも当然だろう。
肝心の点を取ることだが、アナウンサーも解説の都並他が期待して見せた久保も負傷上がりの武藤も不発だった。彼らは何かというと大迫を褒めたがるが、ポスト役が上達しても得点がPKだっただけでは褒める訳にはいかない。NPBに来ているヘボのMLBの落第生の連中をみよ。常に「目に物見せてやろう」とばかりに目茶苦茶に近い積極性を発揮して前後を考えずに初球から振って行くではないか。彼らに溢れんばかりの自己顕示欲がある
FWの連中はもう少しだけ外国人式の自己顕示欲を出して、シュートまで持って行ってやろうというあの対オーストラリア戦で井手口が見せた強引な積極性を出して見せて欲しい。アナウンサーに、とんだ蹴り損ないのシュートを「惜しい」などと慰められていても無意味だろう。
中盤から後ろでは良くは守って良く繋いでくれたが、矢張り長谷部がいない為に中心人物が不在かとの感があった。監督さんは何故昌子源を外して最後まで私は格下と評価する槙野を使ったのだろう。井手口は未だ代表経験不足か、昨夜の出来はもう一つだった。浅野も同様だと見えた。23人を残す為の練習試合をやるのだったら、もう少し怖い相手とやって「何処までできるか」を試すべきではないのか。
昨夜などは長友だけは流石だと思わせてくれたが、それでは情けないのだ。彼も監督が今回呼ばなかった本田と岡崎と同じで永年勤続で世代交代を迫られる世代の一員ではないのか。「他人を以て代えがたし」とでも監督が見ているのだったら、それでは選手起用の方針にフラつきがあることになってしまう。GKだって同様だ。川島といい、川口といい経験者の尊重が過ぎる。結局、監督不信論になったかのようだが、矛先は協会にも向けたつもりだ。