新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

10月11日 その3 遂に治療院に行ってきた

2017-10-11 17:33:02 | コラム
信頼する治G療院に出向いた:

最早、全身の痛みは対症療法で何とかなる次元ではないと悟って、愚息に依頼して午後からの予約を取って貰い銀座まで遙々出掛けた。治療すること約90分、全身が凝りに凝っているのが痛いほど、イヤ痛烈に痛かったほどだった。治療師の診断では両足のバランスが崩れていたのが最大の原因だろうとのことで、特に左足が狂っていた。これはジムのインドアトラックが時計廻りにしか歩けないので、それが敗因だったのではと語り合った。

終わってから新橋まで久し振りに中央通りを経て新橋のバス停まで歩いたが、相変わらず中国人を中心にして白い外人等の外国人が多いのが印象的だった。銀座通りも引き続き変貌中で、何時の間にかラオックスまで出店していたのは益々品格が下がるのではないと、往年の銀座を懐かしく思う私には嘆きのタネとなった。

ところで治療の結果だが、新橋から新大久保までのバスの待ち時間が長いので、シルバーパスの利用を諦めてJRの利用に決めた。新橋駅の山手線のプラットフォームに上がる長い階段を苦もなく上れたのには、上がりきってから初めて驚いたのだった。近年は階段の上下を最も苦手とするようになって、エレベーターもエスカレーターもない新大久保駅などは極力避けているのだった。それが、新橋駅のあの長い階段を難なく上がり切れたのは、治療の効果が早くも現れたかと感動していた。

何れにせよ、治療師さんも暫く様子を見て、その結果次第でまた来院されれば良いだろうと言ってくれたので、大いなる希望を持って明日を待とうと思っている。


10月11日 その2 新聞社の世論調査

2017-10-11 09:39:54 | コラム
ご家庭内で2番目の年長者に代わって下さい:

10日は午前中は留守にしていたところ、「読売新聞と日経新聞の世論調査です。またお電話します」と、0120の番号から女性の声で留守電が入っていた。午後にも同じ番号から電話があったので、好奇心半分で出てみたが、何故か無言電話だった。0120という番号は、こういう目的の為にあるのではないと思うが、間違いか?

すると、夕方8時過ぎにまたかかってきた。放っておかずに出てみた。今度は男性の声で「コンピュータが無作為に選んだ番号なので、何処の地域にかかったか解らないから所番地を聞きたい」と来た。それを告知すると「何人家族か」と尋ねた。言葉は丁寧になっていたが、当方には新聞社独特の極めて高圧的な尋ね方だと聞こえた。

それには「2名」と答えると、「お宅で2番目の年長者に代わって」と来た。家内がこういう種類の問いかけというか電話での会話を苦手としているので、「尋ねるまでもなく拒否するだろう」とほとんど断ったのだが、「何とか出て貰いたい」と「出るのが当然」と言わんばかりに食い下がられた。呼びに行くのは時間の無駄と何度か断って、結局電話が切れた。

私は余り愉快な遣り取りではなかったので、依怙地になって拒否したのだが、あの押しつけがましい口調には好感が持てなかった。後刻、家内にもこの旨を告げて確認したが、「出たいとは思わない」とのことだった。しかし、何となく折角の機会を逸したような気もしたのだ。あのような「出るのが当然」とでも言っていた口調ではなかったら、家内を説得したかも知れないよ、新聞社さん。

ウンザリだった日本代表のサッカー

2017-10-11 07:57:38 | コラム
10日夜の対ハイチの試合:

何と言って評して良いか解らない試合だった。監督の選手起用がおかしいのか、相手を甘く見すぎたのか、初めて使った二線級が酷いのか、相手が意外に強かったのか、アフリカ系人種独特の身体能力に対応できなかったのか、我が方が下手だったのか等々のどれか、または全部を随時を組み合わせて、あれだけみっともない試合をする羽目になったのかと思う。

私は「2対0というリードは最も危険である」との言い慣わしを信じている。それは、取った方も気が緩む場合もあるし、1点を取り返されると1点差となった相手が、俄然その気になってくるものだからだ。昨夜はその典型的に悪い例になった試合展開だった。悪かった例を挙げてみれば、あの1点目を取られた際に遠藤航が浅慮にも中盤でスライディングタックルを外されたのが、大袈裟に言えばあの試合の全てだったと思う。非常識な行動だ。

即ち、遠藤が振り切られた時点でデイフェンスが1名不足した状態になるので、「私は何と言う軽率なことをしてくれたのか」と腹立たしかった。「あれは不味いな」と思ったのでは時既に遅く、真ん中から割られて失点してしまった。難しい場面だったが、GKの東口の守りも軽率だったと思えたのは残念だった。あれでは監督に益々「川島の方が良い」と思わせてしまうだけだ。

次はパス回しが細かすぎたし、それだけに止まらず、私が日頃から非難する「責任逃れパス回し」が多過ぎたことを責めたい。サッカーとは不思議なことがある競技で、11人いるうちの大半が右利きの為に、攻める場合にどうしても左サイドに偏るのである。右足で蹴る方がコントロールしやすいのが当然だから、左側に向けてのパスが多くなるし、全体が左に固まって中々逆サイドへの転換ができないことが多いのだ。

昨夜の攻め方はその偏った攻め方が余りにも酷すぎたし、確か監督さんが求めている縦へのパスが出ずに、狭い地域でこチョコマカと短い責任逃れと酷評したいパス交換を続け、一見ボールの支配率が高いような試合運びだった。この戦法は最初は試合から遠ざかっていたと解説されたハイチの守備陣を惑わしていたが、相手も時間の経過で慣れてくると「怖くない」と悟ったか、「勝手にパスを回していろよ」的な守備となり、その身体能力を活かした攻撃を仕掛けてくるようになった。

更に良くなかったのが昨夜の解説者で、福田正博は以前から指摘してきた「ベンチャラ解説」であって選手を褒めるばかりで、一向に問題点や失敗を解説しないのだ。あの左側への偏りと消極的で細か過ぎるパス回しなどは、彼ともう一人の戸田が指摘して欲しかった。解説者というか説明者は往々にして褒めるばかりだが、彼らには自らの出身母体の選手たちを貶すことができないのだろうが、それではその存在の意義がない。

私は前半で早々と2点も取れてしまった時点で、何でこのハイチがFIFAの48位なのかと奇異の感を抱き、何時になったらそのランクに相応しいサッカーをするのかと、別に期待はしなかった。だが、我が方の粗雑な守りがその優れた身体能力を活かしたスピードの力を立証して見せてしまった。何処が粗雑だったかといえば、あの2点目を取られた時のFKに対する備えの悪さなどを挙げたい。ペナルティーエリア内に全員が集まって右側を駆け上がってきた者が完全にノーマークだった。

攻める方では、倉田と杉本が得点を重ねたのは結構だったが、杉本の2点目などは福田が絶賛したような見事なシュートではなく、単なる当たり損ないが良いところに飛んだだけだ。何が何でも点が取れれば良いのだが、あんなシュートを褒めては杉本の為にはなるまい。それに、我が方のシュートは相変わらず不正確だった。一体全体何本のシュートを遙かバーの上を通過させたか。バーの上を通って得点になるのはフットボールのFG(フィールドゴール)だけだ。

守りでは不慣れな者を多く使ったので、吉田や山口蛍を出した時のような安定感がなく、ハイチの身体能力サッカーに対抗できなかった。出てきた連中の経験不足もあるだろうが、出してきた監督の不手際もあると思う。私は後半に長友を引っ込めた采配も理解できなかったが、後半に香川以下を出すのではなく、前半に主力を出して後半に新顔にした方が良かったと思う。FWで使われた連中にも自分でやってやろうとの意欲を見せたのは原口だけ。

私は監督と選手の両方にあの無様な引き分けの責任があると思う。何度でも言うが、W杯本番ではあのハイチのようなチョロイ相手には当たらないのだ。後何ヶ月残っているか知らないが、もっとやる気があるようなサッカーをするよう、考え直すべきだ。これは監督の責任、それとも寄せ集めの選手たちの意欲の問題?