どうしてカタカナ語にするとこうなるのだろう:
「また、揚げ足取りか」などと嫌われそうだが、「カタカナ語にはこういう見方もできるのか」と思って、関心を持ってお読み頂ければ有り難いと思っている。
ディズニーランドとデジタル:
今朝ほどのニュースでディズニーランド(Disney Land)の開園時間を云々とやっていた。そこでふと思い当たったことが、同じような綴りであるdigitalは一般的に「デジタル」であり、新設の官庁も「デジタル庁」であることだ。恐らく「デイジタル」と表記しているのは私だけではないかと、孤独感を味わっている。毎度引用しているOxfordの発音記号でもチャンと「デイジトウル」のようになっている。
ジーニアス英和には、そもそも「アラビア数字《0から9まで;時に0を除く》の意味であるdigitのカタカナ語の表記はデイジット」となっている。それなのに、digitalは「デジタル」になってしまったのも不思議だし、先発だったと思うDisney Landが「ディズニーランド」だったことには、気が付かなかったのだろうか。
「ストライク」と「ストライキ」:
この二つの全く意味が異なる二つのカタカナ語の英語の綴りはstrikeである。この単語は動詞として使われるときには沢山の意味があるが、名詞であれば野球の「ストライク」となり、「ストライキ」だと難しく言えば「同盟罷業」即ちストライキを意味するのだ。
似たような例にしばしば踏み間違えられるbrakeがある。このカタカナ表記は「ブレーキ」なのだ。また、何時頃始まったか定かではないが「芸人たちが売れ出すこと」を「ブレイクする」と表現するようになった。その初期に故岡田眞澄が悲しそうな顔をして「なんでそんな言葉を使うの。それって壊れるという意味なのに」と嘆いていたのが忘れられない。このbreakも「ブレーキ」のbrakeも発音記号は同じ「ブレイク」なのだ。何故、「キ」と「ク」に別れて表記されるようになったのだろうか。
「ラウンドリポート」と「食レポ」:
ここではreportが場合によって「リポート」や「レポ」即ち「レポート」になっていることを言いたいのだ。どの辞書を見てもreportはカタカナ書きすれば「リポート」となるようになっている。恐らく、テレビ局ではreportのreをローマ字読みしたのだろうが、「食リポ」ではいけないのだろうか。ゴルフの「ラウンドリポート」はプロの選手たちについて歩いて状況を伝える仕事をする人の報告のことで、ラウンドリポーターと言っている場合もある。
「アパート」と「デパート」:
“apart”という単語のようなのだが、カタカナ語としては誰しもが「アパートメント・ハウス」(=apartment house)略して「アパート」のことだと思うだろう。英語本来の「バラバラな」とは思う人はいないと信じている。同様なカタカナ語に「デパート」がある。“depart”とは「出発するということで、特に旅立ちのようなことをいう」とOxfordにはある。だが、これは誰がどう考えても「百貨店」のことだ。尤も、departの発音は「デイパート」なのだが。
「また、揚げ足取りか」などと嫌われそうだが、「カタカナ語にはこういう見方もできるのか」と思って、関心を持ってお読み頂ければ有り難いと思っている。
ディズニーランドとデジタル:
今朝ほどのニュースでディズニーランド(Disney Land)の開園時間を云々とやっていた。そこでふと思い当たったことが、同じような綴りであるdigitalは一般的に「デジタル」であり、新設の官庁も「デジタル庁」であることだ。恐らく「デイジタル」と表記しているのは私だけではないかと、孤独感を味わっている。毎度引用しているOxfordの発音記号でもチャンと「デイジトウル」のようになっている。
ジーニアス英和には、そもそも「アラビア数字《0から9まで;時に0を除く》の意味であるdigitのカタカナ語の表記はデイジット」となっている。それなのに、digitalは「デジタル」になってしまったのも不思議だし、先発だったと思うDisney Landが「ディズニーランド」だったことには、気が付かなかったのだろうか。
「ストライク」と「ストライキ」:
この二つの全く意味が異なる二つのカタカナ語の英語の綴りはstrikeである。この単語は動詞として使われるときには沢山の意味があるが、名詞であれば野球の「ストライク」となり、「ストライキ」だと難しく言えば「同盟罷業」即ちストライキを意味するのだ。
似たような例にしばしば踏み間違えられるbrakeがある。このカタカナ表記は「ブレーキ」なのだ。また、何時頃始まったか定かではないが「芸人たちが売れ出すこと」を「ブレイクする」と表現するようになった。その初期に故岡田眞澄が悲しそうな顔をして「なんでそんな言葉を使うの。それって壊れるという意味なのに」と嘆いていたのが忘れられない。このbreakも「ブレーキ」のbrakeも発音記号は同じ「ブレイク」なのだ。何故、「キ」と「ク」に別れて表記されるようになったのだろうか。
「ラウンドリポート」と「食レポ」:
ここではreportが場合によって「リポート」や「レポ」即ち「レポート」になっていることを言いたいのだ。どの辞書を見てもreportはカタカナ書きすれば「リポート」となるようになっている。恐らく、テレビ局ではreportのreをローマ字読みしたのだろうが、「食リポ」ではいけないのだろうか。ゴルフの「ラウンドリポート」はプロの選手たちについて歩いて状況を伝える仕事をする人の報告のことで、ラウンドリポーターと言っている場合もある。
「アパート」と「デパート」:
“apart”という単語のようなのだが、カタカナ語としては誰しもが「アパートメント・ハウス」(=apartment house)略して「アパート」のことだと思うだろう。英語本来の「バラバラな」とは思う人はいないと信じている。同様なカタカナ語に「デパート」がある。“depart”とは「出発するということで、特に旅立ちのようなことをいう」とOxfordにはある。だが、これは誰がどう考えても「百貨店」のことだ。尤も、departの発音は「デイパート」なのだが。