内閣改造が「骨格」を残して実施される:
面白いことは、総理自身も官房長官も何ら具体的なことを公表されていないにも拘わらず、昨夜から改造内閣の顔ぶれが続々と「速報」でテレビの画面に流れていたし、勿論新聞の紙面も飾っていたのだ。あれは意図的に流しておられるのかと疑った。それとも、報道機関の慣習?
私にはこの改造内閣の顔ぶれに点数を付けて評価することなどできる訳がない。ではあっても、民主主義を信奉しているはずの我が国で、国民の過半数が選んだ国会議員から選んで岸田文雄総理を頂点とする内閣が出来るのであるから、それを批判するのは自滅行為であると思っている。私の持論は「自分たち国民が投票して選んだ人たちの行為や行動を批判するとか非難するのは自己矛盾だ」なのである。
岸田文雄総理自身が認められたように、国内には旧統一教会のような問題もあるが、「現在我が国が当面している国内外の主要な問題点は未だ嘗て無いほど危険な材料が多い」のである。私は昨日には危険極まりなくなりつつある中国の問題を取り上げたが、如何にして急速に急変していく国際情勢に敏速且つ適正に対処していくかをこの改造内閣に任せるのだ。こんな高齢者で良いのかと思わせられた新閣僚は確かにおられる。だが、それを論じている時期ではないと思う。
誰だったか失念したが、岸田内閣の50%超の支持率は極めて高いのだそうだ。私はその高い支持率を背景にして、如何にしてこの難局を乗り切って下さるかに期待する以外に何があるのかと思っている。アメリカではバイデン大統領の支持率低下が顕著であれば、韓国の尹錫悦大統領に至っては20%台に沈下してしまった。
即ち、我が国が立っている区域にあるこの2国の指導者は、苦境に立たされているのだ。一方の専制主義の指導者である習近平主席もプーチン大統領は未だ未だ安定した地位にあり権力を思うままに行使しているのだ。今こそ高い支持率に支えられる岸田文雄総理の手腕に期待せねばならないときなのだ。「岸田さん、お頼みしますよ」と言って終わる。
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