Stent留置とBNP:
常々石岡様のご高見に勉強させて頂いております。特に世にも珍しいと(あるいは「こんな患者さん、見たことない」to
多くの看護師さんに言われた)心筋梗塞を06年1月、13年8月、14年12月と3度も国立国際医療研究センター(06年には国際医療センターという名称)助けて頂いた者としては、カテーテル治療と検査は何回受けていたか記録を見ていませんが、10回を超えて、stentだけも右から1本、3本、3本入っております。
その都度同意書に署名捺印しておりますし、色々な事故による死亡率も概ね2万回に1~2度だと教えられております、stentの質も改良されて塗布する薬品の材料もドンドン改良されていると通告されています。先生方の技術も進歩しつつあると思っております。それは、恐らく最後となっている15年6月の中下降肢に既に2本も5 cmの間隔で留置されている間が狭窄したので、その間に入れると処置でした。始めてお目にかかった担当医は最小の造影剤を使って30分では終えると告知され、30分で「はい、終わりました」でした。その先生の技術に驚き、感謝を申し上げる前に処置室を出て行かれました。
2006年1月から数えれば、間もなく満12年にもなりますが、そのstentは問題を起こしていないようです。私が伺いたいと申し上げた点は「何故私が無事に今日まで過ごせたのたのか」なのです。心筋梗塞で死亡率は25%と聞かされております。それならば、私は1.56%の生存率だった計算になります。これは果たして私が単に幸運に恵まれたのか、あるいは「個体差」だっただけでしょうか。
実は「国際医療研究センター病院を100%ご信頼申し上げておりますし、救急車の中でも、ストレッチャーの上でも「自分は何時退院できるのだろう」と極めて楽観的でした。こういう楽観的な心理面も良い結果を出せる一因かと思っております。
なお、心不全ですが、2014から2015年には2度も入院し、最終的な退院時のBNPは1,300を超え、リハビリを担当して頂いた理学療法士が主治医に「こんな患者さんにリハビリをやらせても良いのですか」と確認の電話をしたほどでした。全く何の問題も生じませんでした。因みに、最近3回の検査では5月が345.3、7月が224.2、9月が456.2でした。外来での主治医は循環器内科の医長の先生ですが、「この数字には不安はない。慢性化していると診ているし、貴方のストーイックな生活姿勢であれば問題とは見ない」と言われました。
そのストーイックさとは1日にのむこーひーはDecafでも1杯。紅茶でも日本茶でもカフェインを避ける為には精々1週間に2~3杯。炭水化物はなるべき少量だけ摂る。間食と沢山食べるのは避ける。動物タンパクは可能な限り食べるが最早減塩に余り厳格には対応していない、と言ったところ。酒類は体質に合わないようで、家には酒類はなく、生涯で喫煙したことはありません。2006年の最初の入院の時に見舞いに来てくれた長年の友人は「貴方がこれでなくなっていたとすれば、残念な人生だったかも」と言われました。
ご意見を賜りたく存じます。