新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

11月8日 その2 韓国の非礼を責める

2017-11-08 17:06:15 | コラム
あの非礼の限りは韓国の文化であり論評に値しない:

韓国のこの度のトランプ大統領の訪問に際しての晩餐会における所業は、如何にもあの国らしいことだった。私にはこれ以上、何かあの常識に外れた国際的に見ても非礼極まりないやり方に対して言う言葉を知らない。即ち、放っておけば良いとすら思うのだ。彼らのこの非礼の限りを尽くした文化が海外の諸国で如何に判断されるかを考えているのかと思う。菅官房長官も記者会見でヤンワリと言われただけだったが、上品に過ぎた。

私はこういう時こそ我が親愛なるマスコミが奮起して、安倍内閣をあることないことをでっち上げて批判し非難する豊富な語彙を駆使して、韓国の不当な振る舞いを非難する記事を堂々と載せて、遍く海外に知れ渡り、侮蔑されるように努力すべきだと思う。日頃アメリカのメデイアの fake news を嬉々として採り上げてトランプ大統領を貶めている力を、こういう面で発揮して、偶には少しはお国のお役に立って見ろと言いたい。

三越伊勢丹ホールディングスの苦境に思う

2017-11-08 08:29:50 | コラム
バブル時代に入社した者の退職金を5,000万割増し:

私が「百貨店等の大規模小売業のような業態に明日はない」とまでは言わなかったが、「将来性が極めて乏しい」と指摘してから何十年経ったろうか。三越、伊勢丹、松屋、松坂屋、大丸、十合等々で何社が昔の店名で残っているだろうか。彼らの強敵だったはずの総合スーパーでもダイエーは何処に行ったのだろう。私は決してそのような予言にも似たことを言ったのを誇りとも何とも思わない。時代の変化の大きさと速さの恐ろしさを見ているだけだ。

何十年も前だったか「流通改革」と大きな声でいる時期があった。しかし、その実態には「単なる流通経路の短縮」と言うだけの代物も多かった。我が紙パルプ産業界にも、何ら我が国の流通の実態も歴史も知らないアメリカ側から「流通機構が複雑で、世界最高の我が国の紙を浸透させられないから、改革せよ」と笑うことしか出来なかった見当違いの文句が来たことすらあった。

しかしながら、歳月人を待たずで、我が国の物を売っていく業界は大きく変わってしまった。いや、物を作る方の側でも過剰設備を抱えて、伸びない国内需要に対応出来きれずに懊悩呻吟している業種もまた多い。そこで、迂闊にアメリカ向けに輸出を増やそうとすれば、物を知らない筋から苦情が来る始末だ。

そういう時代にあって、老舗の三越が合併した(経営統合?)伊勢丹ホールディングスが不振店の閉鎖やバブル期に入社した者たちの早期退職を募って退職金を5,000万円割り増しするとか発表した。漸く時の流れに対応する気になった来たと見える。

ここで、思い出すことがある。それは今や利益では三菱商事等を超える域に達した伊藤忠商事では、1997年頃にある世代を中心に希望退職を募り、当時の価値で1億円の退職金を出すと宣告した。勿論、辞めていって欲しくない者たちが応じることなど計算済みだった。そして、その世代を排除して今日の隆盛の基を築いたのだった。それと比較すれば、お金の価値を変化を考えても、三越伊勢丹ホールディングスがやることの規模が余り大きくないように思える。

私はここで、三越伊勢丹ホールディングスを批判する気はない。ただ、恐ろしいことは時代の変化は早すぎるし、大き過ぎるという点だと思う。銀座通りにマツキヨが出来たり、ユニクロやGUが出来たり、LAOXも登場する時代だと思えば、どれほどの先を読めば良いのか難しい時が来たということだろう。

実は、小さな話だが、ここ大久保通りではつい先頃、お米屋さんが廃業して「ハラルフード」を売る店になっていたし、我が家の近所では飲み屋が廃業した後に野菜や果物を安売りする小店が出来た。店番をする者に尋ねれば、バングラデシュから来たと言った。このような小さな変化も起きている時代なのだ。