●IAEAのエルバラダイ事務局長はイランに対し、ウラン濃縮の完全
停止を再開するよう呼びかけた。これはイランのテヘランに到着し
た際、記者団に対し述べた。
一方ロシアのラブロフ外相は、イランが核開発に乗り出すことは誤
った行動だと指摘した上で、イランの核プログラムをめぐる情熱が
拡大しないよう警告した。
●イラクのバグダットの北60キロに位置する村で水曜日、イスラム教
シーア派モスク入口付近で、爆弾を仕掛けた自動車が爆発し、27
人が死亡70人が負傷した。
●イタリア議会選挙で勝利した、中道左派を率いるプロディ氏は投票
結果の見直しを求める、ベルルスコーニ首相とその支持勢力の試み
に対し無益なものと表現した。
●ドイツのシュタインマイヤー外相は水曜日、フィンランドのトゥオミオ
ヤ外相との共同記者会見を行い、フィンランドがEU議長国を務める
期間中、EUとロシアの関係を発展させていくとする、フィンランドの姿
勢をドイツは支持すると述べた。
EUの議長国は今年7月1日を持って、オーストリアからフィンランドへ
と交代する。
●アメリカの新聞「ワシントンポスト」は、イラクで大量破壊兵器が発見
されたとする、ブッシュ大統領の声明は、不十分な情報に基づくもの
であったと報じた。
今から3年前、対イラク攻撃を正当化するためブッシュ大統領は、移
動生物学実験所を内蔵する、2台のトレーラーがイラクで見つかった
と発表した。しかしブッシュ大統領のこの発言の現実までには、この
情報を検討した専門家たちによって、この実験室は生物兵器とは無
関係なもとの決断が出されていたことが明らかになっている。
●ロケットの海上発射を行っている、国際軌道連合(漢字???)が、20回
目の発射を行った。地球の自転を最大限利用するため、太平洋の赤
道上にあるロケット発射台から、ロシアとウクライナのロケットが、アメ
リカの通信衛星を乗せて打ち上げられている。
●ベラルーシがロシア、ウクライナと共同で、2006年から2016年までの
10年間は、チェリノブイリ原子力発電所事故再起復興の10年として、
国連で宣言することを提案している。
●水曜日、東京で露日文化交流委員会の初会合が行われた。
●ロシア極東サハリン州の州都にある、海上救助連絡センターからの報
道によると、サハリン島南部で石油タンカーの衝突事故による石油の
流出を想定した、ロシアと日本の合同演習が5月11日に行われる。
●国際組織「国境無きリポーター」が、昨年はここ10年間で最悪のジャー
ナリスト受難の年だったと報告を出している。
昨年世界中でジャーナリストや、マスコミ関係者68人が死亡したほか807
人が拉致され、1300人以上が襲撃あるいは脅威にさらされた。
外国人特派員―こうして日本イメージは形成される日本放送出版協会このアイテムの詳細を見る |
●アメリカのテキサス州サンアントニオ市で行われた、第30回国際大学対抗
プログラミング・コンテストで、ロシアのサラートフ国立大学から参加したグルー
プが見事優勝した。