1010 Radio

ラジオから色んな情報が発信されるように、車いすの視点から情報や思いを発信。

韓国、金正恩の経済改革を注視(1)

2012-08-25 | ラジオ
北朝鮮の経済改革への着手について新しい情報が伝えられた。韓国の通信社・聯合ニュースが、アメリカの自由アジア放送からの引用とともに伝えたところによると、金正恩第1書記は企業の経営改革に関する極秘の指令を出した。
企業は国家による厳しい規制なしに独立して経営し、商品の値段を自律的に決定できるようになる。農民たちもいくらかの自由を得ることになる。現在は、収穫の全てが共同基金に吸い上げられているが、今後は生産物の3分の1を自分のものにできる。韓国の通信社によれば、経済改革は既に着手されつつある。

韓国から伝えられるこうした情報の全てが、金正恩第1書記の忍耐力にとっては試練になる。たしかに、かつて北朝鮮は太陽が西から昇ることはないと宣告した。
その意味するところは現在の経済、および政治体制から脱却し、韓国のように資本主義化することは起こり得ないということだ。
ところが韓国政府は、むしろ南北朝鮮統一プロセスのための特別基金の創設計画を復活させた。それどころか南北統一に掛かる初期費用が、2160億ドルに上るという試算さへされた(?)。

議会で関連法案が成立する可能性は高いと、極東研究所の韓国研究センター研究員、ザハロワ氏は見ている。
同、へこの(新人男性アナウンサーが言った通り記す)サハロフ研究員は韓国の李明博大統領が、この基金に個人的にも寄付を行ったことに注意を向けた。南北朝鮮統一というスローガンは、韓国の大統領選挙に向けた政治的キャンペーンにおける中心的な旗印となる。
「選挙の前哨戦では、毎度統一のことが争点になる。統一は南北双方にとって神聖な牛、つまり議論余地のない至上命題なのだ。韓国社会には北朝鮮との関係に関する両極端の考え方が存在する。様々な党および個人が大統領選挙において、南北朝鮮統一、また北朝鮮との関係の問題に関して自身の意見を表明し、票集めを試みるのだ」
研究員は、このようにコメントしている。

試算さへされた(???)面白い日本語だな

韓国、金正恩の経済改革を注視(2)へ続く

8月10日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル