本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

HOPE→)ずばっと!!:松山情報発見庫#176

2005-05-22 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
『借金1兆円を10年で返した リクルートの現場力』,井上 功

HOPE→)といえば、あのタバコだ。
縁起がいい。身体には悪いが・・・
何事も、本気で熱意を持って猛烈にアタックし続ければきっと、何とかなるはずだ。

さて、今回はまたまたリクルート関係の本だ。
この本では、リクルートの現役社員の方がリクルートの強さの秘訣となる考え方、価値観を詳しく説いている。
リクルートでは、会社を終身雇用で寄りかかる場所ではなく、プラットフォームとして捉え、どう会社を利用するかということを考えている。
目標を自ら設定し、上司と同僚と、チームを組んで徹底的にディスカッションすることで目標を実現していく。
その中で特徴的なのが「お前はどうしたい?」という言葉と「リクルートがやる意味あるのか?」という言葉だろう。

著者も言うように、リクルートでは、「砂時計モデル」(本書3ページ参照)といわれる価値判断の基準がある。
それは、
「まず、最適なメディア(ボトルネック)を我々は創る。そばを多くのカスタマー(読者)に使ってもらって、ユーザビリティを上げていく。そうすることでクライアント(顧客企業)に価値を提供し、採用という目的達成に貢献する」(4ページ)というようなもので、
リクルートの社員は顧客以上に「その企業の独自性や強みをユーザーである大学生に伝えていくか」(32ページ)ということを考えていくことが、リクルートがリクルートとして介在する価値になるという。

現場力を自主性、独自性などをネックに鍛え続けていく。
この姿勢が共感する。
さあカツカツカツカツ!!!!!
コメント (4)
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