本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

敵とコラボ。

2019-03-08 23:33:27 | 2019年始動。革命のスタート。
敵とのコラボレーション――賛同できない人、好きではない人、信頼できない人と協働する方法
クリエーター情報なし
英治出版


賛同できない人
好きではない人,
信頼できない人と
恊働する方法。
①はじめに本書とは★★★★★
⇒賛同できない人、好きではない人,信頼できない人も含めた多様な人々とどうすれば協力して事に当たることができるのか?21
⇒★★★異質な相手とともに物事を成し遂げようと奮闘しているすべての人に。21

★ ★★★★悟りの前に木を切り、水を運べ。悟りの後も木を切り、水を運べ。26
0書き出し★★★★★↑
★ ★★★★長い間岸を見失うことを承知のうえでなければ新しい土地を発見することはできない。〜アンドレジッド 80

★ ★★★★旅人よ、道はない。歩くことで道はできる。〜アントニオ•マチャード124

★ ★★★★人は自分を他の人たちと比べる存在として見るばかりで,自分の変容が世界の変容の一助となるような本当の意味での人間として自分を見ようとしない。肝心なことは,自分自身から始めることであり,このとき人は,この始めること意外は一切何も気にかける必要がない。156 =哲学者 マルティン•ブーバー156

★ ★★★★仕事は汝のものだが、その成果は汝のものではない。〜ヒンドゥー教の聖典の一節 163
⇒仕事は誠実に行うが,自分にはどうにもならない結果の責任は負わなくてもいい。

★ ★★★人は変化が嫌いなのではなく,変化させられるのが嫌いなのだ。こういった変容を可能にするには、関係者全員が学びと変化に対してオープンであることが求められる。67
★ ★★★最善を善の敵にするな。68
⇒コラボレーションの困難は、1つの正しい答えがあるという前提をもつことか始まる。正しい答えを知っていると確信していると、他者の答えを右傾入れる余地がほとんどなくなってしまうので,協力するのがいっそう難しくなる。72
⇒私は正しく、あなたは間違っているという信念は私は上に立つに相応しく,あなたは下で当然に陥りやすい。73
⇒★★★★人は,自分は何者かという認識を守るために自分が正しいという主張にしがみつく。73

敵でもあり師でもある人々へ。
⇒卓越した考えはことごとく、その反対の考えも正しい。10 理論物理学者 ニールス•ボーア 10
①はじめに★★★★★
⇒★★★★★ストレッチコラボレーションでは、異質な他者から遠ざかるのではなく,そういう人に向かっていくことが求められる。最も難しいと感じるような状況、すなわち、こちらの期待するように相手が動かず、いったん休止してから新しい前進の道を見つけざるを得ないときこそ,学びが最大になる。181

<リーダシップの始まり>
考え方が変化することは変容の本質である。それは新たな信念の基礎に也,すぐれたリーダーシップの核心となる。3
⇒コラボレーションのスタート:
★ ★★★複雑で意見が割れる状況で恊働する典型的な出発点は、解決策は何か、それどころか問題が何かさえも、参加の者の間に合意がないことだ。74
▲②コラボレーションのスタート★★★★★
群盲像を評す。74

多様な他者と協働するときは、ひとつの真実、答え,解決策への合意を要求できないし、してはならないのだ。そのかわり、合意がないまま、あるいはそれを超えて,一緒に前進する方法を見つけることが必要になる。76「

①はじめに★★★★★↑
本書は,特に関係者が互いに賛同できない、好きではない、信頼できないような問題において、その問題のあらゆる党派をひとつの部屋に招き入れることによって,不可能と思われる未来を創造しうる考え方と行動を指南する。5
⇒次第に自体が絶望的になって来た場合のコラボレーションについて。5
⇒本書で言うコラボレーションは、今の現実が逼迫し,何かを変える必要があるという一点に限っては合意があるような状況で,新しい打開策を見つけることを目的としている。6
⇒★★★★本書はもっと集団的な行動をとることと、もっと個人的な責任をもつことの両方を求めるものだ。168

<方法>③方法★★★★★
コラボレーションは、問題の複合する状況に対応する方法として考えられる4つの方法の1つにすぎない。コラボレーションは必ずしも最善の選択ではない。43
⇒強制、適応、離脱で処理できないなら,コラボレーションを採用する必要がある。83

A.コラボレーション
B.強制:今の状況を他者と協力せず一方的に変えるべき,あるいは変えられるかもしれないと考える場合。54
C.適応:今の状況を変えられないから、それに耐える方法を見つける必要があると考える場合だ。56
D.離脱:理遺脱を試みるのは,今の状況を変えられず,もはやそれに耐える気もないという場合だ。57

④タイミング★★★★★
【コラボレーションを選ぶ場合の必要条件】
⇒★★★★コラボレーションを試みるのは,おかれている状況を変えることを望み,かつ他者と協力して変える以外に変化を実現する方法がないと考える場合。54
私たちは常に誰とでも協力できるわけではないし,誰とでも協力できないわけでもない。だからコラボレーションは必ずしも正しくはなく、必ずしも間違いではない。実際上の問題として、私たちは状況ごとに協同するかしないか決めなければならない。53

状況:
受容なステークホルダー感に極めて異なる考え方や対立がある。8

⑤本質★★★★★
<ストレッチコラボレーション>
★ ★★★自分を状況の一部であり,状況の内部にいるものー今起きていることの共創に参加している人の一人—ととらえる。
ストレッチコラボレーションでは、私たちは共創者だ。161
実験しながらともに学ぶ。10
⇒コントロールという想定を捨てる。25
⇒他者とのコラボレーションに必要な者の本質 14
⇒★★★複雑さに後ずさりするのではなく,複雑さに飛び込む。26

⑥具体的方法論★★★★★
① 対立とつながりを受容する
他のコラボレーター恊働者との関係について,チーム内の目標と調和を重視するという狭い範囲かに集中することから抜け出し,チーム内外の対立とつながりの両方を受け入れる方向に広げていく。25
⇒★★★メンバーの対立とつながりのどちらも探求し、どちらにも対処しなければならない。戦いも、話しあいも必要なのだ。97

関わることと主張することは、複雑な問題を伸展させるための手段として対立するものではなく,どちらも正当で必要なものだということ。102

⑥具体的方法★★★★★
◇ ホロン アーサー•ケストラー作家の造語★★★★
あらゆる社会システムは、多数の全体から成り立ち,その全体はより大きな全体の一部でもある。全体でもあり一部でもあるものを意味する。106
⇒全体の利益を優先させることは,その全体がチームであれ,組織であれ、コミュニティであれ、良識的でもなければ,合理的でもない。106
⇒★★★★★ストレッチコラボレーションでは、単一の全体の利益にだけ注目するのではなく,むしろ多数の入れ子上になって重複しているホロンの利益と、そうなっているがために必然的に現れる豊かさと対立に注目する。107
⑥★★★★★
【ホロンが持つ2つの衝動】★★★★★
生きている全体、すなわちホロンは愛と力の衝動を持つ。111
⇒★★★★★多数の全体に取り組めるようになる秘訣は,力と愛の両方を使えるようにすることだ。110
⑥定義★★★★★
力:生けるものすべてが自己を実現しようとする衝動。111
⇒力の衝動は主張するという行為として現れる。

愛:切り離されているものを統一しようとする衝動。
⇒愛の衝動は関わるという行為として現れる。集団の場合愛の衝動は均質化(情報や能力の共有)と統合(結びついて1つの全体になる部分)を生む。

★ ★★★★愛と力は二者択一の選択ではない。これらは相補的な両極であり,私たちは両方を選ばなければならない。111
⇒ストレッチコラボレーションでは,私たち全員が愛と力の両方を受け入れることが求められる。120
⇒★★★★関わることと主張することを交互に行う秘訣は,サイクルが退行できてはなく、生成的になるように、いつ、どちらを使うべきか知ることだ。120
⑦結論★★★★★
⇒★★★★★関わることと主張することに明け暮れる日々の始まりだった。友好的な話し合いと怒りをぶつけ合うような論争、協力と競争が繰り返されることになった。128


<美徳>★★★★★
社会にとって最高の美徳—ほかのあらゆる美徳や能力が生じる元となる美徳は何でしょうか?多元性に対処する能力がほかのあらゆるものを生む源ではないかと私は思います。109


② 進むべき道を実験する
⇒★★★★計画するよりも進む道を探ることだ。135
問題,解決策,計画に対する明確な合意があるべきと固執することから抜け出し,さまざま観点や可能性をふまえて体系的に実験する方向に広げていかなければならない。25

未来をコントロールすることはできないが,未来に影響を及ぼすことはできる。125

決定的に重要なのは,参加者が自由に、創造的に行動でき,そうすることで進む道を創造できる状況をつくることだ。135

★ ★★★★人が進むべき道を見つけるのは,必ずしもよい地図や計画があるからではなく,行動を開始し,ある状況で具体的な結果を生み出し,そこから今何が起きているか,何を説明する必要があるか、次に何をすべきかを知るからだ。明確なビジョンなど必要ない。必要なのは,克服しようとしている鹿田今は問題の複合する状況についての共通の問題意識だけだ。136

0書き出し★★★★★↑3つめ
★ ★★★★進むべき道を創造的に見つけるために必要な行動原則は、何かを試し,一歩下がって結果を見てから、それを変更する、というのを何度も何度も繰り返すことだ。141

◇ネガティブケイパビリティ:短期に事実や理由を求めることなく,不確かさ,不可解さ,疑惑がある状態に留まる能力。142

⑧★★★★★相手ではなく自分が変わる。
③ ゲームに足を踏み入れる
⇒★★★状況にどう関与するか、すなわち私たち自信が果たす役割について、他者の行動を変えようとすることから抜け出し,自分も問題の一部であるという意識で状況に取り組み,自身を変えることを厭わない方向に広げていかなければならない。26

⑧★★★★★
★★★★★自分が人を非難していると気づいたら,相手の現状の行動に、行動をこう変えてほしいという希望や、こう変えなければならないという要求に焦点をあてていると気づいたら、自らの行動や自分がやり方を変える必要があることに注意を戻さなければならない。165


<従来のコラボレーション>
みんながみんな同じチームの一員となって,同じ方向をめざし、こうなるべきと同意して、必ず層なるようにし,必要なことをみんなにさせるというものだ。24コラボレーションは統制下という考え。

他者の行動を変えようとすることが焦点となる。153

★★★★★傍観したまま、他者を変えようとしかしないのではなく、活動に飛び込み,自分が変わろうとすることが求められる。169

<敵化>
対処している相手を敵であるかのように,すなわち問題の原因であり,自分を傷つけている人だと決めつけて考え,行動してしまう症状。34

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3月7日(木)のつぶやき

2019-03-08 06:02:42 | 2016 START
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