![]() | 自己矛盾劇場 ―「知ってる・見えてる・正しいつもり」を考察する |
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という発言の自己矛盾、1
思考の世界。バカと思ったら自分がバカなのかもしれない。
0-0書き出し★★★★★
自分がいかに知らないかを知っている〜ソクラテス 71
⇒★★★★★「無知の知」の発想に立ち返れば,「自分がいかに優秀でないかを自覚していること」が優秀であることの第一ステップ。122
★★★★★古今東西、世の変革者に共通するのは,「良い学校を優秀な卒業した」ことではなく、幼少期や青年期の強烈な原体験、しかもそれがたいていは負のものであることです。そこで家を飛び出し,会社を飛び出し,国を飛び出し,その後がイノベーターの真の学校ということになります。そこは、しっかり整備された環境のもと、最新の設備と優秀な教員が大勢いる学校ではなく、単なる「広大な荒野」でしかありません。128
0-1★★★★★
★ ★★★★先輩たちだって、メタの視点から見れば「ほんのちょっと前まで」ハナタレ小僧だったことは明白。33
★ ★★★★膨大な「知らないことを<知らない>」の領域に比べれば豆
粒以下であると気づいていないことから生まれる喜劇。62
①具体的には★★★★★
結論:
不確実性が高く、充分な情報や実績がない環境下においては、特に「未知の未知」の存在が大きくなるために「無知の知」の重要性が上がるということです。技術革新による変化が激しい現代は、まさに不確実性が高い時です。私たちの「無知の知」の重要性が理解できるでしょう。65「
②無知の知に至には?結論としては至れないのだが。★★★★★
あまり知られていない概念:メタ認認知
⇒★★★★★他人の自己矛盾に気づくことで,メタ認知につなげる。19
⇒他人のことは一般化して見ることができるのに、自分のことはすべて特殊であるように思えるのは,人間が共通して持っているバイアスのひとつです。27
⇒自己矛盾の原因を理解し,解決策につなげるためのキーワードが「メタ認知」です45
②
★★★★★メタ認知できている状態:
自分と他人の距離はほとんど一緒になる。49
⇒遠くからほとんど同じに見えることが,近くから見ると小さな差が大きく感じられ,すべてが特殊であると思い込んでしまう。49
⇒皆,同じように自分が特殊だと思っている。
★ ★★★★知らないひとほど、自分の世界を特殊だと思いがち。50
▼
無知その者が問題なのではなく,無知の無知(自分が無知であることを自覚していない)というメタレベルの無知が問題なのだ。58★★★★★
▼
中途半端に知識がある故にこのような人たちをバカにする「自分を有識者だと思い込んでいる人」58
②★★★★★
⇒「わたしはものごとをよく知っている」と思い始めた瞬間に「無知の知」(実はわたしはよく知らないことに気づかなくなる)に陥るリスクがある。67★★★★★
▼
メタ認知することの大きな意味は、認知バイアス(自分は特殊であると捉え,一方で他人のことは一般化するなど)から抜け出すことです142
<自己矛盾>
自己というものの中で、矛盾が生じている状態。19
⇒一人の人間の中での出来事に矛盾があること。20
矛盾:言動に一貫性がないこと。ダブルスタンダード。21
● 言っていることとやっていることの違い
● 他人に対する姿勢と自分に対する姿勢の違い
● メタのレベルと非メタのレベルの違い
②状態↑★★★★★
例えば,
ノーコメントというコメントじたいがコメントになっている。20
視野が狭いヤツは絶対に許せないという自己矛盾、23
◇三者の構造
笑っている側と思っている自分が、実は笑われている対象である。2
⇒メタ認知★★★★★思考するきっかけ②★★★★★
「メタ」とは「対象物をひとつ上のレベルから見てみる」を意味し,メタ認知とは認知その者を認知すること。つまり自分自身がどう物事を認識し,思考しているかを客観視することです。
思考することとめた認知は表裏一体の関係と言っても良く,新しい発想を生み出したり論理的に考えたりすることは,メタ認知なしではできません。
そのきっかけとしては、自己矛盾の考察がうってつけです。
③特徴★★★★★
<自己矛盾の特徴>
① 自ら気づくことは極めて難しいが他人については気づきやすい。
② 気づいてしまうと、他人の気づいていない状態が滑稽で溜まらない。
③ 他人から指摘されると強烈な自己弁護が始まる。2
<歪み>
自分から見ている自分には強烈なバイアスがかかっている(要はひいき目に見ている)ため、「他人から見ている自分」とは大きな差が生じているのに、それにはなかなか気づくことができません。29
<経験済みと未経験>
何かを経験するまでと経験してしまった後では,別人のように意見が変わってしまうことがあります。32
⇒知っていると知らないと同様に何かに気づいてしまうとそれを教えたくたまらなくなり、気づいていない人に気づいてほしくてたまらなくなります。36
⇒★★★★★「言いたい人」を「聞きたい人」に変えられるのは「本人」しかいません、なぜなら「聞きたい人」というのは何かに気づいた人であり,内発的な変化でしか気づくようにはならない。37
<思考回路の構図>
情報量の多寡と抽象度の高低 38
誰でもが発言できる時代:
問題を引き起こしているのは,いかにも愚かな人(劇場モデルで言う「舞台上の演者」)ではなく、近年大量発生した「中途半端な『自称賢者』」のほうではないなのではないかと思います。それは、世の中を生産的に変えていくカギとなるのが、この層であることを意味しています。4
◇ 自分の気にしていることは,他人に投影されてよく見える。
ケチと批判する人間はケチであるから。86
◇ 賢者のつもりという喜劇
クライアントは何もわかっていない。118
#メモの魔力
で話題の
#細谷功
#具体と抽象
に続く本。
#一秒さん漫画