●住宅ローン金利、全期間固定型の利用者が増加
住宅金融支援機構が住宅ローン利用者を対象に実施した調査によると、長期間金利を固定する商品の利用が増えていることが分かった。4月に住宅ローンを借りた人のうち、借入期間全期間で金利を固定するタイプを選んだ人は31.6%と、1年前に比べて4.2ポイント上昇した。金利の先高観が強まる中で、金利負担をあらかじめ確定できる全期間固定型の人気が高まっている。
調査は2006年4月から07年4月までに住宅ローンを借り入れた1395人を対象にした。日銀の利上げを受け、特に年明け以降に全期間固定型を選ぶ人が目立ってきた。4月の全期間固定型の割合は1月と比べると8.2ポイント伸びる一方、3年物や5年物のように当初の金利を固定する固定期間選択型は4月に49.2%と、1月より18ポイント低下した。変動金利型は19%強。
[6月3日/日本経済新聞 朝刊]
●「住宅・建築関連先導技術開発助成事業」、41課題を採択
環境問題などに関する技術開発を行う民間事業者などに対して国が支援を行う「住宅・建築関連先導技術開発助成事業」の第1次募集の採択内容が決まった。
2月19日から3月19日までの間に48件の応募があり、41課題が採択された。「意匠・構造・環境の性能向上を同時に図る『統合ファサードシステム』による既存ストックの再生技術の開発」や、「エネルギーの効率利用等に資する伝統的木造住宅の普及型生産システム・保存システムに関する技術開発」などが選ばれた。
なお、6月29日まで追加募集を行っている。
住宅金融支援機構が住宅ローン利用者を対象に実施した調査によると、長期間金利を固定する商品の利用が増えていることが分かった。4月に住宅ローンを借りた人のうち、借入期間全期間で金利を固定するタイプを選んだ人は31.6%と、1年前に比べて4.2ポイント上昇した。金利の先高観が強まる中で、金利負担をあらかじめ確定できる全期間固定型の人気が高まっている。
調査は2006年4月から07年4月までに住宅ローンを借り入れた1395人を対象にした。日銀の利上げを受け、特に年明け以降に全期間固定型を選ぶ人が目立ってきた。4月の全期間固定型の割合は1月と比べると8.2ポイント伸びる一方、3年物や5年物のように当初の金利を固定する固定期間選択型は4月に49.2%と、1月より18ポイント低下した。変動金利型は19%強。
[6月3日/日本経済新聞 朝刊]
●「住宅・建築関連先導技術開発助成事業」、41課題を採択
環境問題などに関する技術開発を行う民間事業者などに対して国が支援を行う「住宅・建築関連先導技術開発助成事業」の第1次募集の採択内容が決まった。
2月19日から3月19日までの間に48件の応募があり、41課題が採択された。「意匠・構造・環境の性能向上を同時に図る『統合ファサードシステム』による既存ストックの再生技術の開発」や、「エネルギーの効率利用等に資する伝統的木造住宅の普及型生産システム・保存システムに関する技術開発」などが選ばれた。
なお、6月29日まで追加募集を行っている。