最新の住宅ニュースから

●日生、変動金利型住宅ローンを0.2％引き上げ・固定は下げ

　日本生命保険は８日、住宅ローンの金利を15日の新規融資分から変更すると発表した。契約時から最終返済日まで利率が変わらない「固定金利型」で、現行より0.01―0.05％引き下げる。借入期間が10年以内だと3.8％から3.75％に、26―30年では4.67％から4.66％に下げる。
　一方、年２回利率を見直す「変動金利型」は長期金利の上昇に対応するため、0.2％引き上げて2.45％にする。


●悪質リフォーム役員らに賠償命令、東京地裁判決

　「家屋が壊れる危険がある」などうその説明で不必要な工事をさせられたとして、全国の被害者35人がリフォーム会社役員と元社員ら11人と関連会社１社を相手に計約２億7,000万円を求めた２件の訴訟の判決が東京地裁（笠井勝彦裁判長）であった。被告全員が口頭弁論に出廷せず、準備書面も提出しなかったことから、原告の請求通りの支払いを命じた。
　最も被害が大きかったのは東京都府中市の男性で、2004年８―11月に６回にわたり契約を結ばされ、計3,100万円を支払った。