康和地所、売り主の瑕疵担保責任を肩代わり――マンション売却で
マンション分譲の康和地所(東京・千代田、夏目康広社長)は自社物件の購入者を対象に、マンション売却時に負う瑕疵(かし)担保責任を肩代わりするサービスを始めた。瑕疵担保の責任期間も業界の慣習となってきたこれまでの2カ月から3カ月に延長する。こうしたサービスは業界でも珍しく、購入したマンションを売却しやすくすることで新規物件の販売を側面支援する。
中古マンションを売却する場合、売り主は「通常、2カ月間、瑕疵担保責任を負うのがマンション流通の慣習」(経営企画部)。売却した物件に水漏れなどの瑕疵があれば、売り主が修繕費を全額負担する義務が発生する例が多いという。
[7月8日/日経産業新聞]
鉄骨の小型建物、設計期間を短縮 鋼構造協会がシステム
日本鋼構造協会は鉄骨で作る小型の建物について、設計作業にかかる期間を2カ月程度、短縮できる新しいシステムを開発した。国土交通省がこのシステムを認可し、同協会のチェックシートなどを使った設計書類を検査機関などに提出すれば、建築確認を取るための審査の一部を省略できる。
対象となる建物は高さ13メートル以下、三階建て以下のスーパーなどの店舗や住宅など。チェックシートの利用は有料で、設計者が同協会に申し込む。今回の新システムは「延べ床面積ベースで全体の2割程度の建物に適用できる」と同協会はみている。
アイカ工業、接着剤など値上げ 7月21日出荷分から
アイカ工業は、接着剤と施工樹脂を7月21日出荷分から値上げする。値上げ幅は、現行価格の20-25%程度。
ダイキン、ヒートポンプとIH技術を組み合わせたハイブリッド暖房機を発売
ダイキン工業は、ヒートポンプとIH技術を組み合わせたハイブリッド暖房機「パワ暖ヒート」2機種を11月1日に発売する。
新商品「パワ暖ヒート」は通常のヒートポンプ運転に加え、運転開始時や霜取り運転時などに室外機に搭載したIHによって素早く冷媒を加熱する「ハイブリッドヒート方式」を搭載。速暖性が特徴で、外気温が2℃でも約3分で50℃に達し、最高55℃の温風を吹き出す。圧縮機の高速制御技術により外気温が-15℃でも定格暖房能力を維持し、約6時間の連続暖房運転が可能。霜取り運転も約3分で完了する。
室外機の底板に高温ガス配管を配置し底板に入った雪や氷を溶かすので降雪地域でも暖房能力の低下を抑える。燃焼式暖房機と比べ、CO2排出量は37%減、暖房コストは55%減となる試算だ。
11.2kW(3馬力)と16.0kW(5馬力)の2機種で、家庭用・業務用の両方に対応する。
クラボウ、垂木に直接取り付け可能な住宅用化粧破風板・化粧鼻隠しを発売
クラボウは、住宅用化粧破風板・化粧鼻隠し「タフラインV」を発売する。同社の押出成形セメント建材「クランリーブ」を応用した製品で、剛性が高く耐衝撃性能に優れるため下地の木材を省いて直接垂木へ取り付けることができる。
価格は、幅180×厚16×長さ3,030mmの塗装品で1本あたり7,600円。
マンション分譲の康和地所(東京・千代田、夏目康広社長)は自社物件の購入者を対象に、マンション売却時に負う瑕疵(かし)担保責任を肩代わりするサービスを始めた。瑕疵担保の責任期間も業界の慣習となってきたこれまでの2カ月から3カ月に延長する。こうしたサービスは業界でも珍しく、購入したマンションを売却しやすくすることで新規物件の販売を側面支援する。
中古マンションを売却する場合、売り主は「通常、2カ月間、瑕疵担保責任を負うのがマンション流通の慣習」(経営企画部)。売却した物件に水漏れなどの瑕疵があれば、売り主が修繕費を全額負担する義務が発生する例が多いという。
[7月8日/日経産業新聞]
鉄骨の小型建物、設計期間を短縮 鋼構造協会がシステム
日本鋼構造協会は鉄骨で作る小型の建物について、設計作業にかかる期間を2カ月程度、短縮できる新しいシステムを開発した。国土交通省がこのシステムを認可し、同協会のチェックシートなどを使った設計書類を検査機関などに提出すれば、建築確認を取るための審査の一部を省略できる。
対象となる建物は高さ13メートル以下、三階建て以下のスーパーなどの店舗や住宅など。チェックシートの利用は有料で、設計者が同協会に申し込む。今回の新システムは「延べ床面積ベースで全体の2割程度の建物に適用できる」と同協会はみている。
アイカ工業、接着剤など値上げ 7月21日出荷分から
アイカ工業は、接着剤と施工樹脂を7月21日出荷分から値上げする。値上げ幅は、現行価格の20-25%程度。
ダイキン、ヒートポンプとIH技術を組み合わせたハイブリッド暖房機を発売
ダイキン工業は、ヒートポンプとIH技術を組み合わせたハイブリッド暖房機「パワ暖ヒート」2機種を11月1日に発売する。
新商品「パワ暖ヒート」は通常のヒートポンプ運転に加え、運転開始時や霜取り運転時などに室外機に搭載したIHによって素早く冷媒を加熱する「ハイブリッドヒート方式」を搭載。速暖性が特徴で、外気温が2℃でも約3分で50℃に達し、最高55℃の温風を吹き出す。圧縮機の高速制御技術により外気温が-15℃でも定格暖房能力を維持し、約6時間の連続暖房運転が可能。霜取り運転も約3分で完了する。
室外機の底板に高温ガス配管を配置し底板に入った雪や氷を溶かすので降雪地域でも暖房能力の低下を抑える。燃焼式暖房機と比べ、CO2排出量は37%減、暖房コストは55%減となる試算だ。
11.2kW(3馬力)と16.0kW(5馬力)の2機種で、家庭用・業務用の両方に対応する。
クラボウ、垂木に直接取り付け可能な住宅用化粧破風板・化粧鼻隠しを発売
クラボウは、住宅用化粧破風板・化粧鼻隠し「タフラインV」を発売する。同社の押出成形セメント建材「クランリーブ」を応用した製品で、剛性が高く耐衝撃性能に優れるため下地の木材を省いて直接垂木へ取り付けることができる。
価格は、幅180×厚16×長さ3,030mmの塗装品で1本あたり7,600円。