リスタートのブログ

住宅関連の文章を載せていましたが、メーカーとの付き合いがなくなったのでオヤジのひとり言に内容を変えました。

最新の住宅ニュースから

2008-07-10 06:13:10 | 家づくり
松下電工、有機ガラス系素材を使ったシステムバス

 松下電工は有機ガラス系の人造大理石を浴槽に使用したシステムバス「ココチーノ」を9月1日に発売する。従来製品で使用されている繊維強化プラスチック素材より、汚れが付きにくいのが特徴。掃除のしやすさを売りに、発売から1年で5万台の販売を目指す。

 有機ガラス系素材は油分をはじく性質があるほか、表面硬度が高いため傷がつきにくい。床素材にもフッ素系のコート剤を付着させており、汚れの付着を抑えるつくりにした。掃除の頻度が少なくて済むという。
 価格は2.5平方メートルの場合、Sクラスで69万9,000円、Lクラスで103万2,000円から。

[7月9日/日経産業新聞]


平和不動産、高級戸建て事業に参入 ビル事業を補完

 平和不動産は2008年度中に一戸建て事業に参入する。広さ80平方メートル以上の敷地に高級物件を建築、一戸あたり2億―5億円で販売する。市況冷え込みが続く分譲マンションに比べ、一戸建ては売れ行きが比較的堅調なことから、ビル事業を補完する新規事業として育成する。4―5年後に20億―30億円の売上高を目指す。

 平和不動産が手掛けるのは耐震性や耐火性を高めた一戸建て。都心の高級住宅街を中心に用地情報を収集、デザイン性の高い物件を建設し、富裕層を中心に販売する。08年度中に東京・世田谷で5―6戸の発売を計画しており、09年度以降も発売数を順次増やす。

[7月9日/日本経済新聞 朝刊]


規格外コンクリ、神奈川県で計300超 国交省発表

 国土交通省は8日、神奈川県内で施工中のマンションなどで日本工業規格(JIS)製品として使われたコンクリートに、規格外の材料が使われていた、と発表した。

 製造したのは神奈川県藤沢市の生コンクリ会社「六会コンクリート」。経済産業省の登録認証機関は同日、同社の生コンクリートのJIS認証を取り消した。国交省によると、同社は2007年7月―08年6月、ごみ焼却灰を溶かし固めて作る「溶解スラグ」を規格外にもかかわらず数%混ぜていた。「規格外と分かっていた。安くなるのでやった」と説明しているという。

[7月9日/日本経済新聞 朝刊]


08年上半期企業倒産、前年同期比11.6%増

 帝国データバンクは7月8日、2008年上半期の全国企業倒産集計を発表した。全体では、前年同期を11.6%上回る6,022件だった。月別推移でもほぼ一貫して前年を上回っている。業種別では、構造的な不況の建設業(1,633件、16.2%増)と資金繰りの悪化や販売不振が顕著な不動産業(201件、7.5%増)、原油高騰の影響が直撃した運輸・通信業(216件、20.7%増)が目立った。

 同日発表の6月の倒産件数は1,065件で、前年比べ8.1%増と2ヵ月ぶりに前年同月比で増加した。特に不動産業は39.4%増と大幅に増えた。市況の悪化で資金繰りに困る業者が増加している。