このところTVのCMでよく目にするのが、「帯状疱疹予防ワクチン」。
名の知れた俳優さんが登場し、50歳以上の方は…というCMです。
「帯状疱疹」については、皇后雅子さまが罹られていたので、知名度としてはそこそこあるでしょうか。
私も10年以上前に罹ったことがあります。
その発端は、首筋から頭にかけての激痛でした。
左耳の下あたりから首筋、頭部にかけて、ズキッと痛みが走るようになりました。
当時は、まさかこれが帯状疱疹の症状のひとつだと思わず、脳の病気かも?と、病院で頭部のCTを撮りました。
結果はもちろん、頭部に異常なし。
そうこうしているうちに、左のあごから頬にかけてポツポツと赤い湿疹、水疱のようなものが現れ、そこでようやく「帯状疱疹」だとわかりました。
皮膚科で帯状疱疹ウイルスの除菌効果のある薬を出してもらい、全部飲み切るように指示されました。
薬により痛みが治まりましたが、口の下にできた痕が残ってしまいました。
マスクで隠れる場所の発疹、水疱でしたから、しばらくはマスクで隠していましたが、今も肌をよく見ると、へこんだ箇所があります。
メイクでそこそこ隠れるので、よーく見ないとわからないと思います(笑)
もし帯状疱疹と気付かずに放っておいたら、顔面にもっと発疹が広がり、悲惨なことになっていたかもしれません。
帯状疱疹は、身体に出る人が多いようで、友人の家族も脇腹から背中にかけて出た、と言っていました。
治った後、「帯状疱疹後神経痛」という合併症を引き起こすことがあります。
帯状疱疹ウイルスにより神経細胞が刺激され、帯状疱疹が治った後も過度な痛みを慢性的に感じる後遺症です。
特に、耳や顔面に帯状疱疹が出た人の場合、この後遺症が出ると、なかなか治りにくくて大変といわれます。
幸い、私は大丈夫でした。
とにかく、早めに帯状疱疹とわかり、投薬治療をすることが大事です。
予防対策として、CMにあるワクチン接種もいいかもしれませんが、
耳の下から首筋、頭部にかけての激痛も帯状疱疹の可能性がある、ということを、ぜひ知っておいてください。
頭部のCTやMRIで何も異常がなかった時、
「帯状疱疹の可能性はありませんか?」と医師に尋ねることで、
「じゃあ、帯状疱疹の検査をしてみましょう」、という流れになると思います。
そもそもの帯状疱疹の原因のひとつとして、「ストレス」があるといわれます。
私の場合は、間違いなく「ストレス」でした。
ストレスは日常的にそれなりにあるものですが、度を超えた外部からのストレス、パワハラ、モラハラなどなど、自分でコントロールできない大きなストレスが長期に渡って続いたりすると、発症の危険が高いと思います。
当時は、発症原因がわかりませんでしたが、今になって思えば、それのせい、でしょう。
5月に入り、ゴールデンウィーク中ですが、「5月病」といわれる心身の不調が現れる時節でもあります。
普段から我慢することが多いと感じている方は、嫌と思うことをしない、我慢しない、と思う日や期間を作ってもいいかもしれませんね
庭の柚子は昨年大豊作でしたが、なぜか今年も花のつぼみがたくさんあり、大豊作になるとか?
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