今週、イタリアはヴェネト州の白ワイン「SOAVE ソアーヴェ」の試飲会があり、出かけてきました。
ソアーヴェには現地取材にも行きましたし、もともと好きなワイン産地ですので、ひいき目に見てしまうかもしれませんが、気温の高くなる季節は特においしい~って思います。
今回の試飲会では、以前訪問した生産者のワインを日本で初めて見ました。
輸入元の話では、2年ほど前から輸入しているとのこと。
それがこちら。
左)Soave Vulcano DOC 2020 右)Soave Duello Vulcano DOC 2019
ZAMBON Winery(Italy, Veneto)
ソアーヴェ北側、山に囲まれたRONCAにあるザンボンというワイナリーです。
訪問時に撮った写真ですが、右端の男性が、ザンボン現当主の息子のフェデリコさん。
女性3人は、この地域のほかのワイナリー生産者です。
火山系土壌が特徴で、ワイン名に付いている「Vulcano」(ヴルカーノ)とは「火山」のこと。
ワイナリーで見せてもらったのが下の黒っぽい土壌で、これが火山由来のものです。
今回の試飲会で飲んだ2本のうち、Soave Vulcanoはステンレスタンク熟成、1年間シュル・リーをしているワインで、フレッシュ感が残るスタイル。
Soave Duello Vulcanoは、100年以上という樹齢の高いブドウ樹のクリュ畑からのブドウを選び、天然酵母で発酵、1年間シュルリー・熟成。
どちらもガルガーネガ100%ですが、Soave Duello Vulcanoのブドウは、10%が早摘み、90%が遅摘み。
飲み比べると、Soave Duello Vulcanoの方がうまみが濃く、複雑味があり、うまみが余韻にまで長く繊細に広がります。
これはもう、素晴らしくガストロノミックな白ワインです。
参考上代は、Soave Vulcano が2,500円、Soave Duello Vulcanoが3,300円。
輸入元:株式会社SUBA(大阪府枚方市)
ZAMBONを訪問したのは2018年5月のこと
カワイイわんこがいたのも印象的でした
[参考]
SOAVEワイン記事のご紹介(Winart webコラム)
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/c24af373570870e9507b6619336e51f2
ソアーヴェがイタリア初のブドウ栽培における世界農業遺産に認定!
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/1664575d25b53871944f1d53a2cf1d09
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