日本のワイン市場は、横ばいからやや下降気味、という状況ですが、その中で元気なのが、「日本ワイン」です。
日本ワインとは、日本で栽培されたブドウを使い、日本で醸造されたワインのこと。
よく間違えるのが、輸入果汁を使って日本国内で醸造したワインですが、これは日本ワインではなく、単なる国内産ワインです。
日本ワイン人気はもう何年も続いており、新しいワイナリーも各地に誕生してます。
日本ワインの人気の理由は、
・ワインの品質が上がってきたこと
・価格がお手頃なものが多いこと(輸入関税なし)
・日本語でコミュニケーションを取れる日本人が造っていること
・日本各地にワイナリーがあること
・日本独自の品種のワインがあること
などでしょうか。
かつては、「日本のボーヌ」というキャッチコピー(若い世代でこれを知っている人はいないかも?)の山梨県勝沼町が、歴史もあり、ワイナリー軒数も多い一大ワイン産地でしたが、今は、長野県、北海道、東北をはじめ、日本全国にワイン産地が形成されています。
南北に長い日本列島ですから、産地それぞれに特徴があります。
自分の出身地のワイナリーが気になる、という人も多いのではないでしょうか。
日本ワインの人気が高まり、多種多様な日本ワインが出てくるのは嬉しいことですが、なにぶん小さいワイナリーが多く、リリースするとすぐ完売!というケースが多いのも実情です。
人気ワイナリーのワインは、なかなか手に入りません。
そこで、日本ワインに特化したオンラインショップOPEN情報をお届けします。
山梨県甲州市(旧勝沼町)で1979年からワイナリー「シャトージュン」を運営するファッションブランドの株式会社ジュンが、日本ワインに特化したオンラインワインショップ「Wa-Syu」を、2020年12月15日にオープンします。
先週、都内のJUN本社で行なわれた発表会を取材してきました。
現在、日本ワイナリー協会に登録されているワイナリー数は、約250あります。
その中から、ジュン独自の切り口でワイナリーをセレクトし、一部の厳選銘柄がオンラインショップで販売されます。
ジュンが確保した後、ワイナリーではすでに完売!というワインもあるそうですから、見逃せません。
このワインは参考品 -幻ワインですね~
Wa-Syuショップとワイナリーがコラボレーションしたオリジナルコラボワインや、特別ラベルワインもありますので、それも要チェックです。
北海道の人気ワイナリー「ドメーヌレゾン」
なによりも、色々なワイナリーのワインがひとつのショッピングサイトにまとめられているので、あちこち回らずに購入できる点が便利だと思いました。
公式サイトのTOPページには、扱いの約40ワイナリー名が掲載されています。
薔薇の花ラベルのロゼはMills (ミルズ)という品種から造られた甘口(奥野田)
公式サイトの詳細ページはOPENの12月15日に公開されますので、楽しみに待ちたいと思います。
Wa-Syu
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