ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

カップ酒を飲み比べーその5(大関のものも)

2020-03-07 17:57:21 | ワイン&酒

昨日に引き続き、カップ酒の飲み比べ、第5弾です

今回は、安定の「大関」から、「のものも」の普通タイプと辛口タイプの飲み比べ。

 

左)大関 のものも (180ml)  右)大関 のものも  辛口 (180ml)

大関株式会社(兵庫県西宮市)

 

「のものも」は、アルコール度数13%、日本酒度 +2、酸度 1.2。

「のものも辛口」は、アルコール度数13%、日本酒度 +5、酸度 1.2。

 

日本酒度の数字が大きくなると、辛口の度合いが高くなります。

前に紹介した(その3)、ワンカップ大関の淡麗辛口の日本酒度が+5と、「のものも辛口」と同じでした。

 

まず冷やで飲んでみると、どちらもしっかりとした飲みごたえがあり、おいしい

2つの違いの差は、日本酒度の数字ほど大きくないように私は感じました。

「辛口」の方がほんのわずかに甘みの点で軽やか、でしょうか。

 

次に、お燗をして飲み比べました。

燗をすると、どちらもボディに厚みが出て、飲みごたえがさらに増します。

私の好みでは、熱燗よりも、その手前からぬる燗くらいの温度の方が、ほっこりやわらかな口当たりが楽しめると感じました。

 

HPを見ると、「のものも」は、冷やでもお燗でも、どの温度帯でもおいしく飲める、とあり、本当にその通り。

カップ酒を買い、その場でそのまま飲むケースもあるかと思いますが、この「のものも」は、そういうシチュエーションでもおいしく飲めます。

前に紹介した「ワンカップ大関」も、どの温度帯でもおいしいと思いました。

この安定の味わいは、さすが、カップ酒の先駆者「大関」

 

「のものも」の方が、「ワンカップ大関」より少し安くなります(小売価格144円、税別)。

安くても、酒としてのおいしさは私が保証します(笑)

 

[参考]

カップ酒を飲み比べーその1(白鶴まる/白鶴上撰)

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/fa7f252b8497a5e94a5221ecae73fe15

 

カップ酒を飲み比べーその2(日本盛/白鹿)

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/05cbe9d8eccfa0efb4f58a34edc5fe98

 

カップ酒を飲み比べーその3(ワンカップ大関)

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/3f912261a9059de18d983e473efaca6e

 

カップ酒を飲み比べーその4(会津磐梯山)

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/aff852e4d789dde33bee5c49435a4b70

 

 


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