スーパーのお酒売り場でよく目にするのは、10月からの酒税法改正。
新ジャンルやワインは値上げとなるため、「値上げ前にお急ぎください!」のPOPがあちこちに貼られています。
色々なものが値上がりする中、ささやかな晩酌の楽しみにも値上げの波が…
新ジャンルは価格が大きくないですが、ワインはもともとの金額が大きいので、値上げ幅が大きいように感じます。
例えば、ある輸入元のブルゴーニュワインで、今13,600円のものが、10月以降は18,000円に価格変更する、というリストを今ながめています。
しかしながら、10月以降も価格変更なし、というワインや輸入元もあります。
ある輸入元の方の話では、価格はヴィンテージ変更のタイミングで変更しているので、同じヴィンテージのものを値上げすることは基本的にはしない、とのことでした。
10月以降のワインの価格は、輸入元によっても、また同じ輸入元の中でもアイテムによって違ってくるみたいですね。
となると、慎重なワイン選びが大事になってきます。
飲み頃でおいしいし、10月以降の価格も変更なしなので、個人的にイチオシでオススメ!と思ったのが、メゾン・ジョセフ・ドルーアンの「ショレイ・レ・ボーヌ 2020」
Chorey-lès-Beaune 2020 Maison Joseph Drouhin
(France, Bourgogne)
ブルゴーニュのピノ・ノワールの赤ワインです。
ショレイ・レ・ボーヌはブルゴーニュの中ではマイナーなアペラシオンかもしれませんが、いまこれを飲むと、ふわりと果実味が開き、にじむようなみずみずしい酸とやわらかく溶け込んだタンニンが丸いバランスで、うまみもあり、とてもおいしい
ブルゴーニュのピノ・ノワールの典型、王道の味わい、といえるでしょうか、
試飲会でブースにいらした生産者に感想を伝えると、「フランスのレストランでとても人気」とおっしゃっていました。
現在の価格は5,000円(税別)
10月以降も変更なし、とのこと。
ドルーアンのピノ・ノワールの赤ワインの中では、「コート・ド・ニュイ ヴィラージュ2021」が4,500円から9,000円に、「コート・ド・ボーヌ ルージュ 2019」が8,000円から1万円に価格変更するのに対し、「ショレイ・レ・ボーヌ 2020」は5,000円のまま価格据え置きですよ?
5,000円は輸入元希望小売価格なので、実際に買う際にはもう少し価格が低くなる可能性があり、5,000円を切るショップをいくつも見ました。
今年の夏は猛暑すぎて、ワインを買うには躊躇しましたが、気温がだんだんと下がってくるこれからは、ワイン購入のいいタイミングですね。
値上げが予定されているものは、9月中に入手したいところです。
※輸入元:三国ワイン
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