本を読みながら
その風景描写を
無意識に思い描いて
いける作品が好みです。
道尾さんの作品はまだ
三冊くらいしか読んで
いませんが
どれもこれも
好みです。
すぐに
本の世界に
引き込まれるかんじ。
この物語は
メインの登場人物は
それぞれ章によって
違うのですが
すべての章において
登場人物は
ずっと繋がっているんです。
さいごはそこで
つながったか?!みたいな。
さてさて
今回の本
絵本を書くことによって
人生を救われた
主人公。
紆余曲折をへて
穏やかに生きていく。
そしてその主人公が
かいた絵本を通して
ひとのこころに
大切なものを
残して、
それが繋がって、、
「あたし決めたの。もっとたくさん、いろんな本を読むんだ。
これまでより、ずっとたくさん。
それでおばあちゃんみたいになるの。」
「おばあちゃんみたいに?」
「そう。誰かを元気づけたり、自分の考えをうまく伝えたりするには、
いろんなこと知らないと駄目なんだよ、きっと。たからあたし、たくさん本読むの。本読んで、いろんなことを知るの」
言葉だけでは
伝えられないことも
あるけど自分の思いを
十分に伝えられるのも
言葉があってこそ。
私ももっともっと本を
読もうと思いました。
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