ラーメンと蔵の街、喜多方市にやってきました。
喜多方駅
昨日は遅くなって寝ましたが年のせいか旅先だからか早く目が覚めました。
ふれあい通り
ホテルで朝食をとり通りに出ました。まだ人影まだらです。
朝から気持ちの良い陽があたり湿度も低くて楽しい旅になりそうです。
まず駅に行きロッカーに荷物を預け駅から一番遠いポイント、おたづき蔵通りまでタクシーに乗りあとは西回りに町を一周して歩いて駅まで戻ります。
おたづき蔵通り
タクシーに乗っていると朝からラーメン屋さんの前に行列ができている場所があります。
「朝7時からやっている店もあるよ。まあ地元の人は朝からラーメン食っている馬鹿はいないから観光客向けだよね」と運転手さん。
「運転手さん!お奨めの店ありますか?」
「スープでも薄味だったり濃厚だったりトッピングも店によって違うから一概にどこがいいとはお客さんの好みもあるから言えないなぁ」
「やっぱり行列の出来ている店の方が美味しいよね」
「まぁ散々ならんで食べてみたらやっぱり美味しかったとか期待外れだったとかのほうが喜多方に来た感じがするよね」
「なるほど」
「最初からがらすきの店に行ってやっぱり不味かったじゃ、そんなブログだれも見ちゃくれないよ」
なかなか鋭い運転手さんだなと思いました。
小原酒造
そうこうしているうちにおたづき通りに着きました。
小原酒造さんの酒蔵を見学しました。
モーツァルトを聴く音楽酒として有名です。「蔵粋」と書いてクラッシックと読みます。
日本酒に音楽を聴かせると酵母の発酵が活性化してフルーツ香が強くなる。
また音楽のマスキング効果により酵母の死滅率が低下して雑味が少ないという効果があるそうですよ。
ベートベンやバッハなどいろいろな曲を聞かせたがモーツァルトが一番効果があったとか。
新酒ができると青い杉玉を掲げそれが茶色に枯れた色になるころには吟醸酒などができるのでしょう。
杉は殺菌作用があるので昔から酒を運ぶ時に船底に敷いたそうでその辺から酒と杉の葉の関係があるのかも。
町のあっちこっちに清水が湧きだしているのをみても美味しいお酒が出来そうです。
459号線出でて一度ふれあい通りに戻るような感じになります。
飯豊連峰
田付川の橋の上に出ると雪をかぶった飯豊山が見えてきました。神々しい感じがします。
昔サラリーマン時代、夏休みに会社の同僚と飯豊連峰を縦走したことを思い出しました。
ものすごくきつかった思い出があります。新潟県新発田方面から登って最後は喜多方に下山しました。
今なら100万円くれるといっても登らないでしょう。
若喜商店煉瓦蔵
さすがに素晴らしい蔵があります。当時としてはめずらしく2階にバルコニーがあります。
当ブログでも川越、栃木市、真壁町など蔵の街を紹介しましたがまだまだ数多くありそうです。
蔵見世
郵便局も蔵造り
大和川酒造 北方風土館
おびただしい美味しそうなお酒も販売しています。
喜多方蔵の里
蔵の里にやってきました。
喜多方は江戸時代には物資の集散地としてまた若松城下と米沢を結ぶ街道のまちとして栄えたそうですよ。
現在でも4100棟以上の蔵が広く分布しているそうです。
それでは気持ちの良い風に吹かれながら昔をしのんで見学しましょう。
さて時間も押してきたので駅に戻りましょう
ちょっと長い行列の出来ているラーメン屋さんで待つ余裕もないので店内で少しお客が待っている店に入ってみました。
ネギラーメン
メニュー見てどれが喜多方ラーメンと聞いたら全部そうですと言われました。
味の方は・・・・・・・・・・・。
快速あいず で会津若松に向かいました。
485系でしょうか。かつては房総半島を始めとして各地を特急車両として走っていましたが今はのんびり会津の風に吹かれてお客さんを運んでいるようです。