さて飯盛山にやってきました。
会津を旅すれば必ず立ち寄るポイントです。皆様よくご存知でそれぞれの思い入れもあるとと考えられるので簡単に紹介しましょうね。
両側に並ぶお土産屋さんはいつ来ても商売熱心です。
いつ頃からでしょうか。右側にコンベアーみたいな長い昇降機がついて参拝しやすくなりました。
感じとしては品川の泉岳寺、四十七士の墓と似ていますがこちらは山中ということもあり緑豊かで厳かな感じです。
いつも線香が絶えないようです。
白虎隊十九士の墓
白虎隊は戊辰戦争で戦った16歳~17歳の少年達の墓で飯盛山の中腹にあります。
鶴ヶ城が飯盛山から中央、緑の山の上に見えます。
火に包まれた城下を望みながら若い命を散らしました。
当初20名でしたがその内一名だけが死ねずに生き延びその人の証言だともう一度城に戻って戦おうとか激論があったそうです。
ズームで撮ると少しぼけてしまいました。
さざえ堂
江戸時代中期の仏堂で上り下りが、らせん状になっていて同じところを通らずに見物できる世界的にも珍しい建物だそうです。
戸の口堰洞穴
昔は水がなくてこの洞穴に白虎隊が一時避難したそうです。
さてそろそろ会津若松ともお別れして次の猪苗代湖に向かおうと思ったら電車の発車時間が迫っていたのでタクシーに乗りました。
「あっちこっちの城下町に行きますが会津若松は賑やかのほうですね」
「休みの時だけですよ。連休が終わるとがっくり観光客も減って涙が出ちゃいますよ」
「やっぱり大河ドラマの影響も限定的ですね」
「八重の桜が放送されていた時はこの3倍ぐらいの人出だったかなぁ」
「でも城下町はなんか清々しくて好きですよ」
「ここは盆地だから夏は暑いし冬は結構雪も降るんで住むにはきつところだなぁ」
何となく最後まで悲観的でした。
電車も赤べこがお出迎い