列車が会津若松をでると車窓に会津磐梯山が見えてきました。
そして猪苗代駅に着きました。
バスの時刻表を間違えていたのか湖畔の方に行くバスは出たばかりです。
レンタサイクルもありますがじい様が汗かいて自転車なんかに乗っていると若い人に気持ち悪がられて逃げられそうなので止めました。
タクシーに乗ると
「観光地としてはもう一つ整備不足だけどその分いい所もありますよ」
「住みやすいですか」
「そうねぇ、夏は昼間は暑いけど猪苗代湖のおかげで夕方になると涼しい風が吹いてきて気持ちいいよ。
それに冬は寒くて磐梯山からの風が冷たい。けど朝起きて真っ白な磐梯山を見ると今日も元気で頑張るぞという気分だね」
「景色に恵まれていますね」
「お昼まだだったら名物は馬肉、かつ丼、それにお蕎麦も美味しいよ」
と言っているうちに野口英世記念館に着きました。
周辺には食事できる店が何軒もあり一大観光地です。
この一画には世界のガラスを展示しているような建物もありました。
馬肉は嫌いだしこの辺のかつ丼はどんぶりのご飯の上にきざみキャベツが敷いてありその上にたれに浸したトンカツが乗っているのだと思います。玉ねぎに卵が溶いたものはかかっていません。
結局天ざるを食べましたが確かにお蕎麦は美味しかった。
記念館の中にに入ってみました。
まずは庭の方に向かいます。
誕生地の碑です。
野口英世の生家です。
英世は若松の会陽医院の書生となる16歳までこの生家で過ごしたそうです。
猪苗代湖の四季を見ながら少年時代の英世はどんなふうに過ごしたのでしょうか。
誰でも知っている囲炉裏の場面です。
1915年(大正4年)渡米してから15年ぶりに、ただ一度だけ帰国しました。
それから100年、リニューアルオープンした記念館です。
展示館の方に入ってみました。
大型のプロジェクターシアターがありざっとその生涯を見られます。
北面が全面ガラスで磐梯山が良く見えます。野口英世の生涯、素顔、母シカの自筆の手紙など展示してあります。
野口英世のロボットはよくできているなと思いました。先日三越の受付嬢にロボットがやっているのには感心しましたが同じ感じです。
猪苗代湖の方に出てみました。
湖の近くは葦の原になっていてうっかり入るともぐってしまうそうです。
もう少し近くまで行ければいいのにと思いました。サイクリングロードがあり長浜の方に行くと遊覧船にも乗れます。
疲れたのでその元気もないので止めました。
サイクリングロードのわきにタンポポが咲いていました。
振り返ると会津磐梯山が綺麗に見えました。
そろそろ今回の旅も終わりです。駅で聞いたら郡山からの新幹線は終日満席でした。
2015年ゴールデンウィークは連日天気に恵まれて気持ちのいい休日でしたね。
さてカレンダーを見ると6月がひたひたと迫ってきます。もうじき一年の半分が終わりになります。
時間は容赦なく過ぎていきますね。お元気で。5月の配信は終わりです。