会津若松にやってきました。ご隠居の好きな城下町です。
駅を出るとゴールデンウィーク真っ盛り。観光客でごった返していました。
こういう時はまず観光案内所へ。最近どこも観光に力を入れているので相談にも親切でパンフレット類も充実しています。
「まちなか周遊バスが便利です」ということで早速乗ってみることにしました。
「あかべぇ」は市内を時計回りに回ります。
一日何回乗ったり下りたりしても500円です。難点は町が混んでいるとなかなk時間通りには来ません。
「ハイカラさん」は反時計回りに周遊します。
まずはお城に行ってみましょう。
鶴ヶ城入口で下車、少し歩くとお堀が見えてきました。
この辺まではどこも同じです。駐車場に入れない車が列を作っていました。元気で歩ける若い人は車なんかやめて徒歩で散策すればいいのにと思いました。
こんなこと書くと車売れないで困っているのにと自動車のディラーに怒られるかな、。「おまえもちょっと前まで車庫証明の仕事で右往左往してたじゃないか」と言われそう。
鶴ヶ城の天守閣が見えてきました。
1384年に東黒川館が建てられその後1589年伊達正宗が会津に入り1590年には蒲生氏郷が領主になったとパンフレットには書いてあります。
昔のことはどうでもいいので現在の景色・雰囲気を楽しみましょう。
あいにく混んでいて天守閣に登る観光客の列が城外まで長い列でしたので入るのはあきらめました。
混んでいる時は会津若松に宿泊して朝一で来るのがいいでしょう。周遊バスは8時00分から運行されています。
幕末の戊辰戦争では一か月に及ぶ戦でお城は砲弾で傷つき荒れ果てました。その後は明治政府の命令で取り壊されました。
ご隠居はNHKドラマの「八重の桜」は観ませんでしたが大河ドラマファンだったら経緯はよくご存知だと思います。
鉄門
城内に茶室麟閣があったので寄ってみました。
千利休が豊臣秀吉の怒りに触れて切腹を命じられました。
会津城主の蒲生氏郷は利休の筆頭の弟子格でしたが千家がお取りつぶしになると茶道全体が廃れてしまうと危惧して利休の子・小庵をかくまいました。
その後氏郷が秀吉に千家再興を願い出て許されたそうです。その小庵が会津にいる間に麟閣を建てたといわれているそうです。とパンフレットに書いてあります。
新緑が綺麗な庭でした。
まずお城を見て安心しました。あとはゆっくり市内を歩いてみたいと思います。