陽が傾きかけた頃ようやく高雄市にやって来ました。
人口約277万人、ハイテク産業の盛んな台湾第二の都市です。
バスはそのまま観光地、蓮池潭に到着です。
夕暮れ時です。ちょっと東京都の水元公園に似ているなと思っていると・・・・
ピッカピカの台湾です。
龍虎塔(ロンフーター)
台湾のパワースポットです。
まず龍の口から入ります。
台湾の人は龍が大好きです。海で生まれて天に上り稲妻を放ちながら雨の恵みを授けます。豪快な動物です。空想ですが。
陶器などでも龍の模様が多いようですが後ろ足の指が5本のものは皇帝など偉い人しか持てないそうです。庶民は3本の指です。
途中でお賽銭を入れる箱がありますがそばにおじさんがいて硬貨を入れると「ありがとう」と言って上の絵葉書をくれました。
虎の口から出てきます。
これで日本に帰っても災いが無くなり福が来るという事なので2016年が楽しみです。
次に反対側にある慈済宮に入ります。
階段の前には果物を売っている出店があります。疲れているせいか水っぽいものを求めて結構観光客でにぎわっています。
我々のツァーの人が沢山モンキーバナナを買って一本貰いましたが甘くておいしかった。
慈済宮はお医者さんの神様を祀っています。
とにかく健康を祈りました。もっともっと海外旅行に行けますように。
屋根の上の飾りも中の彫刻も本当に立派です。
廟の中から龍虎塔を眺めるのも観光の定番。廟がフレームとなってポストカードのようです。
さて本日の旅はまだ終わりません。陽は落ちて暗くなりました。
三鳳宮です。(さんぽうぐう)
階段の入り口に愛嬌のある人形がありました。台湾らしい。
幼い頃から武芸に優れていたという道教の中壇元帥を主神に祀り釈迦や観音菩薩の諸仏も祀られているというお寺のデパートみたいな場所です。
なんだか疲れの絶頂の中にいました。
300年余りの歴史がありますが20世紀後半に大火事で廟を焼失、立て直されれて現在に至る道教の聖地ですす。
仏様の使うお金だそうです。これを燃やすとあの世の人が使えるそうです。
人物、動物の細かい彫刻が素晴らしい。また緑、黄色、赤などの色彩がまばゆいばかりです。
さてこれで今日の旅が終わり食事をしてホテルに到着です。
ホテルで荷物の整理をしてちょっとくつろいだら9時になってしまいました。
せっかっくだから高雄名物の六合夜市にでも行くかと街に出ました。
舗道を歩くと次々と段差があって転びそうになります。
その上やたらオートバイがあっちこっちに放置されていて歩きにくい。
庶民の入るような飲み屋さんが沢山ありました。
みんな開けっ放しで涼しい風に当たりながら粗末なテーブルと椅子に座って幸せそうに飲んでいました。
やっぱり疲れがどっと出てきて途中で戻って寝ました。長い一日でした。