豊橋駅より東海道線の上り(東京方面)に一駅乗って二川駅に着きました。
二川駅
並行して東海道新幹線が二川宿の裏手をビュンビュン走っています。
駅前に丁寧な案内図がありました。
二川宿は東海道五十三次三十三番目の宿場です。
現在でも旧東海道を歩いたりしている人にとっても人気の高い宿場町となっています。
ちょうど本陣でひな祭りをやっているとのことで足を延ばしました。
1月でしたか、NHKの月曜日夜「鶴瓶の家族に乾杯」で二川宿を放送していました。
TVを観ていた時はなんとなく閑散としていましたが今日は土曜日という事もあってかなりの人出です。
各家の軒先には大小の吊るし雛がありました。
あまり豪華なものよりひっそりとしていていいですね。
何となく宿場らしい案内碑です。
本陣資料館にやって来ました。
鶴瓶がここの中庭で結婚式前の試し撮りをしているカップルに会って一緒に写真を撮っていました。
観覧券を買って中に入ってみましょう。
中庭には梅が満開です。
二川宿本陣は文化4年(1807)から明治3年(1830)まで本陣を勤めていた馬場家の建物です。
総建坪233坪です。本陣(大名の宿)は旧東海道筋には2か所しか現存していないといわれています。
かごに乗っていても長距離の旅ではお殿様も疲れたでしょう。
江戸表から豊橋まで新幹線だと約90分です。考えてみれば現代人の生活はお殿様どころか将軍よりもローマ帝国皇帝より便利で豪華な生活をしているようにも思います。
こういったたぐいの人形はどこにもありますね。
それでは息をのむようなひな飾りを見ましょう。
こちらは人形ではありません。実演で雅楽を演奏していました。
こういった雛飾りが主屋、玄関棟、書院棟などに所狭しと置かれていて実際に訪れると豪華さが分かります。
通りは結構自動車が入ってきますがのんびり歩くと商家「駒屋」とか大岩神明宮、常夜燈など見ながら気持ちのよい午後となるでしょう。
ご隠居は例によって先を急ぐのでこの辺で撤収です。
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