東北線の普通列車で二本松駅で下車しました。
二本松駅前はよく整備されたロータリーになっていて二本松少年隊の像がありました。
二本松市は人口約5万7千人、安達太良山と阿武隈川の雄大な流れで有名です。
芭蕉は等窮の家を出て檜皮(ひわだ・郡山市日和田)の近くあさか山に行き「どの花が花かつみですか」と人々に尋ねて歩くが知る人はいなかった。
古今集の「みちのくの 淺香の沼の 花かつみ かつ見る人に 恋ひやわたらむ」から探したのでしょう。
安積山公園があるのですが写真で見るとたいしたことないのと時間もないので割愛して二本松にやって来ました。
二本松といえば菊人形が有名です。
毎年10月下旬から11月中旬まで霞が城公園を中心に行われます。
それでは町を歩きながら二本松城跡に行ってみましょう。
二本松少年隊群像
東北地方といえば戊辰戦争、その時の12歳~17歳の少年62名が明治政府軍との戦いに加わりました。
その中で木村銃太郎以下25名が有名で大壇口での戦いで多くが亡くなり負傷して称念寺に運ばれた者もいたがやがて息絶えた。
政府軍が二本松城を陥落させて舞台は東北各地に戦火が拡大、特に会津では白虎隊もまた同じ運命になって行きます。
相生の滝
箕輪門
初代藩主丹羽光重公入府間もなく、城内整備のため御殿と共に最初に建造された櫓門。
本丸跡を目指して丘陵を登ると二本松市内の一部がよく見えました。
二本松城は別名霞が城・白幡城ともいわれ平成19年二本松城跡として国の史跡に指定されました。
石垣は近年になって再構築されたそうです。
最上部の本丸跡に登ってみると何もない広場でしたが眺めは素晴らしい。
安達太良連峰です。
安達太良山といえば高村智恵子(二本松市油生れ)ですね。
市内には智恵子の生家(智恵子記念館)などもあります。
また時間があったら郊外の岳温泉にも行ってみたいですね。
市内全域
本丸跡を下って本来の目的である黒塚・岩屋などに行きました。
バスの停留場の前に「安達ケ原ふるさと村」がありました。
地元の物産館です。
物産館奥に行くとトンネルがあり抜けるとテーマパークになっています。
その一つ「先人館」に入ってみました。
場内は高村智恵子や関屋敏子など地元の有名な人の歴史が紹介されていました。
ここから奥の細道でも書かれている黒塚の岩屋です。
しかしご隠居はこのところ法務省主催の「社会を明るくする運動」の準備や個人的に「まちを楽しく歩く会」に参加など多少疲れているので黒塚は次回にします。
申し訳ありません。
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