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母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

見上げてごらん夜の星を

2005年04月03日 | ノンジャンル
金曜日、飲み会の帰り、会社の同僚と中ノ橋を渡り岩手公園角(テレビ岩手向い)まで来たところで、見知らぬ男性から

「星でも見ませんか?」

と声を掛けられた。

男性の方に目を向けると、白い筒状の天体望遠鏡が地面に据えられて夜空を見上げている。

「あの星なんだかわかりますか?」男性が天空を指差す。

今の今まで天空に星が輝いていることなど思いもせず、俗っぽい話題で盛り上がって来たばかりのサラリーマン2名には男性の指先にある星空が妙に眩しく感じられた。

「北斗七星ですか?」
「土星ですよ」
「見ます?輪っかまでよく見えますから!」
「どれ、どれ」
「わー、ほんとだ!すごい!感激!」
「それでは、木星もお見せしましょう。イオとかの衛星も見えますよ!」
「おー!見える、見える!」

久し振りの感激のひとときだった。
小さい頃、向かいの家の盛商天文部のお兄ちゃんに土星と月を見せてもらって以来である。
高校の頃にはジャコビニ流星群を家の窓から眺め、その後、獅子座流星群やヘールヴォップ彗星を娘と愛宕山で眺めたことがあった。

買い物帰りの夜、娘と夜空を見上げ

「あれが北斗七星だよ。ほら、柄杓の格好してるよ。1つ、2つ、3つ・・・」

などと数えたこともあったっけ。。。

自分も含めてですが、仕事でお疲れの皆さん!

「見上げてごらん夜の星を!」