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母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

花巻東ベスト8

2009年03月29日 | 高校野球
エース左腕・菊池雄星を擁する おらが岩手の花巻東 今日の2回戦も4-0の完封で明豊を下して、1984年ベスト4大船渡高校以来岩手県勢25年ぶりの準々決勝進出!

去年の秋季県大会準々決勝:盛岡一0-7花巻東以来久し振りに見た菊池雄星は、下半身が一回り大きくなって球速もコントロールも数段レベルアップしていた。

打線も、そのしぶとさに磨きがかかって、どちらが九州のチームかわからないような試合展開に、「岩手県勢の負けパターン」が身に沁みてしまった小生は口をあんぐり。

岩手県勢のこんな危なげない試合を甲子園で見たことがあっただろうか!?

まるで夢のような2時間だった!

さて、25年前東北チャンピオンとして甲子園に乗り込んだ大船渡高校は、緩急のついたストレートの出し入れと抜群の制球力を有する左腕・金野-吉田(筑波大主将)のバッテリーに、俊足・巧打の新沼好打者・今野(早稲田大副主将)強打の鈴木の個性溢れる選手達が佐藤隆衛監督の元に結束し、見事準決勝進出を果たした。

残念ながら、準決勝では、優勝した岩倉高校に1-2(サヨナラ負け)と惜敗したが、「大船渡旋風」を甲子園に巻き起こしたのだった!

■大船渡の戦績
・1回戦: 大船渡 4-0 多々良学園
・2回戦: 大船渡 8-1 日大三島
・準々決勝:大船渡 1-0 明徳義塾
・準決勝: 大船渡 1-2 岩倉

ちょうど、大船渡が選抜を決めた秋季東北大会の開催は岩手県営球場だったので、ほぼ全試合を観戦。選抜の組み合わせを見て、「大船渡は確実に準決勝まで行ける!」と読んだ小生の言葉が当たって「俺の目も節穴じゃ~ないなっ」と嬉しくなったことが思い出される。

さー!
花巻東が あの大船渡に続くことが出来るか!?
中学時代から見て来た菊池雄星に掛けよう!

がんばれ!雄星!
がんばれ!花巻東!

【おまけ】
・見前中学時代の菊池雄星記事 ⇒ その1 その2 その3
・昨秋の盛岡一vs花巻東画像 ⇒ ここ