6回コールド
花巻東 310 114 10
盛岡一 000 000 0
盛岡一:H 5 E3 K10 小野寺、高橋広-千葉貴
花巻東:H10 E0 K 1 大谷-佐々木隆
・二塁打 大向、三浦、高橋翔(東)
■盛岡一メンバー
1.千葉奨⑥(3年雫石)
2.上杉④(3年矢巾北)
3.大友⑤(3年黒石野)
4.小野寺①⑦(3年城西)
5.鬼柳⑨(3年北上)
6.中村拓③(3年城西)
7.千葉貴②(2年大宮)
8.小野⑦(2年下橋)→ 高橋広①(2年福島・平一)
9.中野⑧(3年厨川)
■花巻東メンバー
1.太田⑥ 2.大沢② 3.大谷① 4.松田③ 5.高橋翔⑧ 6.橘⑤ 7.三浦⑦→松橋⑦ 8.佐々木隆② 9.大向⑨
【戦評】
投打に力を持つ
花巻東が、地力を発揮するまでもなく
盛岡一の自滅を誘い6回コールドで決勝進出を決めた。
花巻東は初回、立ち上がりに不安を見せる
盛岡一先発・小野寺を攻め、
1番太田のライト前ヒット、
2番大沢死球、
3番大谷のセンター前に軽く叩いたヒットで難なく1点先制。その後、
5番高橋翔の犠牲フライ、
盛岡一内野手のタイムリーエラーで加点し(3-0)
盛岡一の出鼻をくじいた。
さらに、2回と4回ともに
2番大沢のタイムリーヒットで1点ずつ追加(5-0)。5回6回には、
盛岡一2番手投手・
高橋広に4長短打を浴びせ、
盛岡一内野手に2つのタイムリーエラーも飛び出し、難なく5点を追加し(10-0)試合を決めた。
盛岡一は、最速147㌔のストレート、切れ味鋭い変化球でプロ球団注目の
花巻東エース・大谷(2年水沢南)を果敢に攻め、初回、
2番上杉が四球、
3番大友ライト前ヒットで1死一塁二塁の好機を作るも
4番小野寺が併殺打で得点ならず、4回には、
3番大友、
4番小野寺の連続ライト前ヒット、
5番鬼柳四球で無死満塁と絶好の反撃機を迎えるが、後続が連続三振、内野ゴロに倒れ無得点に終わった。
一高の10失点の中身を見ると、ヒットで5失点、犠牲フライで1失点、エラーで
実に4失点。これぢゃ~勝でるわげがない
「花東」あるいは「大谷」の名前の前に、浮き足だった様子が見て取れたわが校。いつものプレー、冷静さを欠くプレーに残念ながら実力差以上の差を感じた。
この試合で、夏までの修正点、鍛えなければならない点がはっきりした。夏本番までわずか2ヶ月。意気消沈している余裕はない。一日一日が勝負の時だ!
逞しさを増して夏の本番に出でよ!
盛岡一高硬式野球部!