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一高、見事な集中打で県大会へ!

2012年08月28日 | '13夏チームの球跡
◆秋の高校野球地区予選◆代表決定戦

不来方 000 000 001 1
盛岡一 000 000 06x 6


・一高バッテリー: 小田島-荒屋敷
・三塁打: 澤村(盛岡一)
・二塁打 三浦(盛岡一)、野崎(不来方)

・一高先発メンバー
   1.④澤村(2年附属)
   2.⑧三浦(2年附属)
   3.②荒屋敷(2年附属)
   4.③砂子田(2年城西)
   5.⑤福田(1年河南)
   6.①小田島(2年厨川)
   7.⑨吉田(泰)(2年南城)
   8.⑥佐香(2年宮古河南)
   9.⑦道又(2年大槌)

【戦評】
両チーム先発左腕の好投で0-0のまま進んだ試合は、終盤8回、盛岡一が6安打集中、見事2年ぶりの県大会出場を勝ち取った。

早いカウントからストライクを取ってリズム良く打者を追い込む夏4強の立役者不来方・藤平、抜群のコンビネーションで打者を翻弄する夏4強DNAを継ぐ盛岡一・小田島の両左腕の投げ合いは7回まで両チームに得点を許さない。

7回までわずか2安打の盛岡一は8回の好機を逃さなかった。
一死後、9番道又の当たりはピッチャーゴロとなるも持ち前の走力を生かして間一髪セーフ。続く1番澤村の当たりも内野安打となり、2番三浦のライト前タイムリーヒットでついに盛岡一が均衡を破った。さらに、初戦ライト場外ホームランの3番荒屋敷、唯一の先発1年生・5番福田のタイムリーなど、この回、四球をはさんで6連打の猛攻を見せた盛岡一が6点を奪った。

連続無失点は14回で途切れたが、盛岡一先発・小田島は不来方打線を被安打4、5奪三振、1四球に押さえる安定感を見せた(taira調べ)。

ピッチャーが四死球で無駄な走者を出さない、内外野も派手さはないが致命的なミスをしない、ここぞ!という時に叩き込む打線。今夏4強の不来方を向こうに回しての勝利は「本当に見事!」としか言いようがありません。前チームの時もBチーム戦をこまめに組んで、サボらず基本を教え、鍛錬して来た結果だと思います。

地区予選【準決勝】は盛岡三です。
理由は言わずともわかると思います。
負けたくない相手です。

秋の県大会、来年につながる戦いを期待します。

・8月29日付岩手日報

【追伸】
不来方の監督さん、噂通りのデカ声でしたね。前盛附監督・澤田さんを彷彿させるデカ声でした(笑)。試合後、一高の安藤先生に声を掛けられました。思わず丁寧語で話してしまいましたが、よぐよぐ考えれば小生一高同期でしたwink

右の「写真を見る」クリックで3枚見れます。
(終盤までのつばぜり合いで撮る暇がなかったase2

今日も見事なピッチングの小田島

勝利の挨拶

県大会出場の賞状を手にする荒屋敷主将