白堊スポーツ - since 2004.09.18

母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

球児の夏

2014年07月03日 | 高校野球
高校球児の夏がやって来る。

明日4日から明石を目指す軟式野球県大会が始まる。
1週間後の11日には甲子園を目指す戦いが始まる。

夏は高校球児だけのものではない。

高校球児を支えるお父さん、お母さん、兄弟、姉妹、家族の夏。
高校球児を応援する仲間、先輩、後輩の夏。
高校球児を導く先生、監督、コーチ、スタッフの夏。
そして、表舞台に出ることはないマネージャーたちの夏。

勝つ者がいれば負ける者がいる。
負けても球児たちの血の滲む努力は消えるものではない。
たゆまぬ努力が血となり肉となり、精神力の源になるのだ。

1999年夏、盛岡一高軟式野球部は初めて明石公園球場に立った。

当時、私は43歳、白堊スポーツを始める5年前。
常々硬式野球と並んで軟式野球の応援にも行っていたのだが、不思議と盛岡一高軟式野球部の快進撃を目にした記憶がない。遠藤主将の選手宣誓記事を目にした記憶もない。不思議さだけが残るもやもや感に心が落ち着かない。

そんな落ち着かない私の心を鎮めてくれるだろうチーム力が今年の盛岡一高軟式野球部にはある。春は藤原-工藤のバッテリーを中心に県大会を勝ち抜き、東北大会4強に輝いた。あえて軟式野球を選んだ理由はいろいろあるのだろうが、野球を愛して止まぬ少年たちの「ROAD TO 明石」を見定めるために、この夏、白堊スポーツは盛岡一高軟式野球部に張り付く。

現在、盛岡一高球技の中で全国に一番近い軟式野球部の活躍が1週間後に開幕を迎える硬式野球部にも好影響を与えるに違いない。

みんなで明石に行こう!
頑張れっ!盛岡一高軟式野球部!!


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