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評価
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今月初めに読んだ短編集(シティ・マラソンズ)でなかなか硬派な作品「フィニッシュゲートから」を書いていたのが、あさのあつこさん。本作は児童書として書かれたとのことだが、これまた硬派だ!
岡山県境の地方都市に引っ越して来た原田巧は天才的なピッチャーとしての才能に絶大な自信を持つ中学1年生。その巧を取り巻く家族とキャッチャーの永倉豪との交流を中心に物語は進む。巧のおじいちゃんの洋三は何度も甲子園に出場した元高校野球監督。弟の青波(小4)は病弱ながらも兄を慕って野球選手を目指す。
バッテリーシリーズまだまだ続く(第6巻まで)!仲間、家族に一切の妥協を許さない孤高の天才・原田巧と新田東中野球部のこれからに注目!